福島の滝

  仙台での訓練競技会に参加するため東北まで遠征し、福島の須賀川に泊まったので、福島の滝をまわることにした。
  今日は時間を気にすることがなかったので、のんびり出発しようと思ったのだが、
  日頃からのんびりする癖がないため、9時には出発用意完了。
  うだうだしているよりは、出かけちゃおうか、と出発した。

  まずは、百選の滝の銚子ヶ滝へ向かった。
  この滝へは、片道2.4km歩くルートと1.4km歩くルートがあり、当然我が家は1.4kmを選択。
  車を停め、遊歩道を歩き始めたが、結構歩きやすい道。なだらかだし、道幅もあるし。
  ただ。。。最後の滝壺への300mは急な下り。階段は造られていて歩きにくいわけではないのだが、難所があって。。。
  階段を設置することもできない岩場があって、足を置くところはなんとかあるんだけれど、怖かったなぁ。
  ベルクを待たせて慎重に先に降りてから、ベルクにOKを出した。
  滝はなかなかよかった。飛沫も飛んできて、気持ちよかった。
  ベルクには、水遊びを、と思ったけれど、ほんのちょっと足を濡らしただけで、「もういいでしゅ」だって。
  写真を撮る時間もなかった。(笑)

  帰りは当然上り。やはりさっきの難所で難儀。
  ベルクは勢いよく駆け上ったのだが、上り切れず途中で止まり、Uターン。
  ベルクパパが追いつくのを待って(当然上りなので、ベルクパパは遅い)、ベルクのリードを持ってもらい、
  私が先に上ってから、ベルクを上らせた。
  今度はしがみつきながらもベルクは上ることができた。
  その場所には鎖があったのだが、それを掴みながら上れ、ということなのだろう。
  ふぅ。。。
  300m上ったときは、汗がしたたり落ちたね。
  それまで足取り軽く快調に歩いていたベルクも、尻尾が下がった。(笑)

  そこから車までは、歩きやすい道だったので、やっとベルクもオシッコ。
  ベルクも緊張するのか、道が細かったり、急だったり、風が強かったりすると、オシッコをしない。
  やれやれ、と安堵したら、今回もオシッコをしていた。(笑)

  遊歩道入り口   なだらかな道が続く   いよいよ急勾配の道へ
  遊歩道入り口。   なだらかな道が続く。   いよいよ急勾配の道へ。
  手前の岩を越えていきました   一番の難所   銚子ヶ滝
  手前の岩を越えていきました。   一番の難所。
帰り、ベルクは一度目のチャレンジでは
上れず。
  やっと到達した銚子ヶ滝。

  さて、次は百選の滝の乙字ヶ滝へ。
  ここは駐車場からすぐ。いやぁ、楽チン楽チン。
  水量と横幅はあるんだけど、落差がいまいちだったなぁ。
  周辺の案内板に、「ゴジラの卵」なるものが書いてあり、探した。
  乙字ヶ滝を見ていた対岸にあるようだったので、わざわざそこまで行ったけれど見つからず。
  帰ってきてから調べてみたら、放火によって炎上し、撤去されたとのこと。
  巨大な石なんだけど、見たかったなぁ。
  (撤去されているのなら、案内板から消してくれればいいのに)

  乙字ヶ滝   久しぶりの顔ハメ   顔ハメのアップ
  乙字ヶ滝。   久しぶりの顔ハメ。   顔ハメの拡大写真。
何だか情けない表情のベルク。

  そして、お昼過ぎなのに、まだまだ時間はたっぷりあると言うのに、ベルクパパは「帰る」と言う。
  サッカーのアジア杯1次リーグを見るんだって。
  東北道は順調すぎるほど順調で、サッカー開始時間に余裕で自宅に到着。
  サッカー大好きのベルクも、一生懸命テレビを見ていたけれど、ハーフタイムの間に力尽きて寝ちゃいました。

  滝への遊歩道はたいてい山道で、いろんな獣の匂いがするらしく、ベルクは匂いチェックに大変だし、とっても楽しそう。
  しばらくすると、蜂や虻が出て滝巡りもできなくなるけれど、また行こうね。

(2007/07/08)



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