日光・片品旅行

  毎年、冬になると雪遊びに行っている、群馬・片品のペンション「ハイジの里」のマスターが辞める、という情報を入手し、
  日程のやりくりをして最後にお会いしてくることにした。
  今回は、日光経由で、滝を見てから向かうことにした。
  朝8時半とともに、衆議院選挙の期日前投票を済ませ、日光に向け出発した。

  道路は順調に流れ、紅葉時には大渋滞で必ずニュースに取り上げられるいろは坂を通過し、まずは明智平に到着。
  華厳の滝へは犬連れで行けそうもないが、明智平からなら遠くに見ることができる、とベルクパパは言ったのだが、
  実際はロープウェイに乗って展望台まで行かないと見えない。
  ロープウェイか。。。たぶん犬はダメだよね、と断念。(未確認ではある)
  すごく暑かったこともあり、早々に車に乗り込んで中禅寺湖へ向かった。
  中禅寺湖展望台から中禅寺湖をバックに写真を撮り、次に、龍頭ノ滝へ行った。
  龍頭ノ滝は210メートルにわたって流れ落ちているという滝で、その脇を遊歩道が整備されていた。
  ただ、ここもちょっと暑かったなぁ。
  そして、次は湯滝だ。
  湯滝は湯の湖から戦場ヶ原を流れる湯川に流れ落ちるもので、昔遠足で来た覚えがある。
  ちょうど紅葉の時期でもあったので、すごく美しくて、家に帰って興奮して母に報告したのだった。
  華厳の滝が有名ではあるが、私は高さはないが水量の多い湯滝のほうが好きだった。
  ○○年ぶりに訪れ、紅葉の時期ではないものの、昔の印象と同じままの湯滝の姿があった。
  やっぱり湯滝は好き。
  渋滞だけれど、紅葉の時期に来てみたいなぁ。

  ソフトクリームを食べ、湯滝の駐車場を出発し、走っていたら、車が数台止まっているところがあった。
  湯滝は上からも見ることができるのを初めて知った。
  上からもよかったなぁ。

中禅寺湖展望台   龍頭ノ滝全景   龍頭ノ滝   龍頭ノ滝
中禅寺湖展望台。   龍頭ノ滝全景。   龍頭ノ滝は長さが長い。   龍頭ノ滝をバックに。
湯滝   展望台から先へは行けない   湯滝を上からみたところ   湯の湖
これが湯滝だ!   展望台から先の遊歩道
にはペットは行けないんだって。
  湯滝を上からみたところ。   湯の湖。

  そして、丸沼高原へ行き、「日光白根山ロープウェイ」に乗った。
  ここのロープウェイはペットOKなのだ。
  ベルクの苦手なロープウェイ。。。
  怖がらずあっさり乗ってくれてほっとしたのもつかぬま、動き出したら吠える吠える。。。
  揺れる、ということが許せないらしい。
  でも、おやつを目の前に差し出せば、食べるし、大人しいし。。。
  扱いやすい、といえば扱いやすいんだけどね。

  山頂駅のまわりは、45分、2時間の散策コースがある。
  。。。45分コースにした。
  結構アップダウンがあり、ベルクパパは文句を言っていた。
  ベルクは聞いたことのない鳥の声がすると、ピンと耳をたて、すごい緊張。
  本当にベルクの本能はすごいものがある。

  帰りのロープウェイにもさっさと乗り込む割には、動き出すとヒンヒンヒャンヒャンの大合唱。
  でも、おやつを見せたらピタリと静かになった。現金なやつだなぁ。

ロープウェイで   林の中に何か?   展望台から白根山を臨む   雲が切れた白根山
ロープウェイで柱通過で揺れると
上をみあげるベルク。
  林の中に何かいるのか?   展望台から白根山を臨む。   雲が切れたわずかな時間。

  それからは、「ハイジの里」へ向かった。16時半頃到着。
  館内に入る前にベルクを遊ばせようと思ったが、疲れていて匂いのクンクンクンクン専門。
  宿のセントバーナードのカンナが出てきたが、自分より大きいわんこが苦手のベルクは、そっと逃げていた。(笑)
  カンナを撫でていると焼き餅はやくものの、近づくことができず、離れたところで文句を言っていた。

  お疲れベルクをペンションに入れて部屋で休ませ、飼い主は温泉に入ってのんびりした。
  夕食は食べきれないほどだった。
  数年前に一緒になった人とまた偶然にも一緒になり、マスターと共に夜中の0時過ぎまで話し込んでいた。
  話しているときに、スコールのような雨が降り、寒い位だった。(ベルクパパは雨が降ったことも知らないらしい。。。)
  モヤは、気に入った相手のリードをくわえて離さないことがあるそうだ。
  ベルクは光栄にも気に入ってもらえたようで、モヤはリードをくわえたまま。
  絶対離すものか、という気持ちがひしひしと伝わってきた。(笑)
  ベルクは困惑していたっけ。
  ベルクは、おやつをくれるマスターが大好き。
  厨房の前でオスワリまでして待っていた。
  「今日はこれで最後だよ。あとは明日」と言われ、寝ていたベルクだったが、
  夜中の0時数分前に起きだし、またオスワリ。
  「もう日付が変わるよ。”明日”になるよ。」って訴えているかのようだった。(笑)

カンナが近づいてきた   えーっと、ちょっと怖いかな   ベルクのリードをくわえて離さないモヤ   絶対離すものか!
カンナが近づいてきた。   えーっと、ちょっと怖いかな。   ベルクのリードをくわえて離さないモヤ。   絶対離すものか!

(ーー;)
見事だね。(ーー;)
  翌日は、ベルクに起こされることもなく朝まで眠ることができた。
  グーグー寝ている連中を部屋に残し、朝風呂へ。
  老神温泉の湯を使っているので、本当に暖まる。
  部屋に戻り、ベルクにごはんをあげ、トイレも含めて外へ行った。
  ちょうど宿の犬達もお散歩タイムで外にいて、1歳のゴールデンのマヤと追いかけっこをしたりしていた。
  (しかし、所詮追いつくことはできないのだが)
  やがて泥沼を見つけたベルクは、何の躊躇もなく入っていき、
  その中で穴掘りまでして完璧な仕事ぶりを披露してくれた。
  手のかかることをしてくれて、ありがとーねー。

  年甲斐もなく朝から張り切ってしまったベルクは、人間の朝食時にはぐったり寝ていた。
  マスターとは名残惜しかったが、今日はしつけ教室の日なので、チェックアウトしたら、まっすぐ帰らなければならなかった。

  船橋は遠いが、しかし高速はガラガラである。
  ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと予想より早く着いてしまいそうだった。
  (と言うか、ベルクパパの計算がいい加減なのだ)
  高坂のSAにできたドッグランで遊ばせようかと思ったが、ベルクは寝ているし、外はかなり暑かったので、やめることにした。
  ドッグカフェ「スプラッシー・ドッグ」でプリンを食べのんびりしていたら、雲行きが怪しくなり、お店を出たときにはポツポツ雨が降り出した。
  それからはずっと降っていたなぁ。
  まだ、昨日でなくてよかったかな。

  今回の旅行では、いつにも増して、行く先々でサンバイザーベルクは取り囲まれてしまった。
  写真やビデオまで撮られていた。
  話しかけてこられて、じっくりベルクを撫でて行く人も多かった。(笑)

  すっかりお疲れのベルク(でも、ちゃんと夕食は食べたけどね)、次の旅行に向けて体力回復しておいてね。

(2005/09/10〜09/11)



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