【10日目(6/23(月))青森〜安比】

◆本日のテーマ◆あの雪の行軍も今は昔


<古代のロマン>
<初夏の日差しにあの雪の行軍を想う>
<涼やかな渓流と湖>
<雄大な山岳路>


<古代のロマン>
6:40、時間どおり青森フェリーターミナルに到着。霧がかかり、見通しが利かない。気持ちが滅入る天気だなあ。

霧の青森フェリーターミナル
霧の青森フェリーターミナル


車に戻るとベルクが眠そうにしている。やっぱり、あまり眠れなかったのかな。
今回も2層になったカーデッキの上層にいるので、下層の車が全部出た後に下船することになる。
しばらく車の中で待っていると、係りの人が来て操作を始めた。
目の前の、車一台分の幅の部分がガコンガコンと音を立てながら下りていく。

今回は、斜路の下りる様子を撮ることができた。

斜路が下りる前 徐々に下りていく 道ができた
斜路が下りる前 徐々に下りていく 道ができた


すぐに合図が出たのでエンジンをかけ、斜路を下り、外に出る。
ああ、青森だあ。

斜路を下っている途中 外に出たところ。
斜路を下っている途中。
振動でかなりぶれてしまった。
外に出たところ。


とりあえず、フェリーターミナルの駐車場でベルクのシッコ&朝ごはんにする。

とりあえず腹ごしらえだよね。
とりあえず腹ごしらえだよね。


その後、ここまで来たからには三内丸山遺跡を見ておこうということで行ってみるが、月曜の朝7時では
当然開いているはずもなく、人間の朝食を取りに青森駅前に移動。

駅前通りのガストでモーニングを食べ、8:34に再度三内丸山遺跡へ。
入り口の展示施設がちょうど開館したばかりだった。
遺跡がある場所へは、その展示施設の中を通らないと行けない仕組みになっている。
なので、ここは犬不可ということでベルクは車で留守番だ。

縄文時代の建物が復元され、実際に中に入ってみることができるものもあり、なかなか楽しい。
また、入り口の展示施設にはいろいろ趣向を凝らした展示があって、半日は充分につぶせそうだった。

竪穴式住居 高床式住居
竪穴式住居 高床式住居



三内丸山遺跡のシンボル
三内丸山遺跡のシンボル
柱にしがみついているのが私


今日も先を急ぐので、9:56、遺跡を出発。八甲田山へ。


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<初夏の日差しにあの雪の行軍を想う>
国号7号バイパスから県道40号を通り、八甲田山周遊道路の手前、雪中行軍遭難者の像へ。
ここはその名の通り、映画でも有名な八甲田山の雪中行軍遭難の場所である。
丘の上には、雪の中で立ったまま仮死状態で発見された後藤伍長の像が建っている。

八甲田山へ向かう県道 雪の中に仮死状態で佇立する後藤伍長の像 ここら辺で遭難したのかなあ。
八甲田山へ向かう県道。
北海道ほどではないが
気持ちのいい山道
雪の中に仮死状態で佇立する後藤伍長の像 ここら辺で遭難したのかなあ。


10:42、出発。
国道103号を通って八甲田山を半周し、十和田湖方面へ。


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<涼やかな渓流と湖>
原生林の中の道を小1時間走り、11:30に奥入瀬渓流沿いの道へ突入。
今日は平日で車がそれほど走っていないので、写真を撮る間道端に停めても大丈夫だろう。
さすがに気持ちのいい道だ。すぐ横には奥入瀬渓流が付かず離れず流れている。
渓流沿いの遊歩道を歩いたら気持ちいいだろうなあ。
でも、車があるとまた同じ道を戻ってこなくてはならず、それもめんどくさいので今回はポイントで
写真を撮るだけにする。

奥入瀬渓流の途中で 雲井の滝
奥入瀬渓流の途中で。
は〜気持ちいいねえ。
雲井の滝



白糸の滝 銚子大滝
白糸の滝 銚子大滝


あっちこっちで停まって写真を撮ったりしていたので、奥入瀬渓流を抜けたのは約1時間後の12:35だった。

奥入瀬渓流を抜けたところが十和田湖畔だ。
十和田湖といえば、乙女の像だろう。ということで、湖畔を少し走り十和田湖温泉街へ。
駐車場から湖畔の遊歩道をすこし歩き、像のところへ。観光客でいっぱいだ。

乙女の像
乙女の像


あれ?ベルクはどこ?(93KB)

まあ、こんなものかと写真を撮っただけで、すぐに戻ることにする。
戻る途中の砂浜になったところで、ちょこっと水遊び。
観光客が多いのであまり派手には遊ばせられないが、水辺でパチャパチャやるくらいなら大丈夫だろう。

十和田湖畔で何を想う ここの水はしょっぱくないね
十和田湖畔で何を想う ここの水はしょっぱくないね


13:24、湖畔を出発。
南側の外輪山の上に位置する発荷峠からの眺めが素晴らしいらしい。
我々は、眺めがいいというとすぐ行きたくなるのだ。バ○と煙は高いところが好きらしい。
13:40、発荷峠に到着。なかなかいい景色だが、雲に霞んでしまい今一つだった。

発荷峠から でへ、きれいな景色だね
発荷峠から でへ、きれいな景色だね


十和田湖のパノラマ画像はこちら(170KB)

13:55、発荷峠峠を出発、東北道・小坂ICを目指す。


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<雄大な山岳路>
県道2号を小坂ICへ下る途中にある七滝で小休止。
黒いごつごつした岩肌を七段になって落下するなかなか立派な滝だ。
ただ、すぐそばに駐車場と土産物屋があるのだが、閑散としている。
あまり有名ではないし、6月の平日だとこんなもんなのかな。

七滝 七滝の前で
七滝 七滝の前で
で〜、暑い。


14:31、出発。
ICに入る前に給油し、すぐに東北道・小坂ICだ。
2区間だけ東北道を走り、15:11、鹿角八幡平ICを下りる。
国道341号をちょこっと南下し、八幡平アスピーテラインに入る。くねくねの山道だ。
ベルクはそれまで横になっていたのだが、左右に振られてしまうのでやっぱり寝ていられないらしく、
ガバッと起き上がり、必死にバランスを取っていた。
がんばれベルク。

15:59、八幡平頂上に到着。ふ〜、素晴らしい眺めだ。
360度のパノラマを眺めながら涼しい風に吹かれると、生き返るようだね。

八幡平頂上
八幡平頂上


八幡平からのパノラマ画像はこちら(511KB)

16:14、出発、今日の宿の安比高原に向かう。

17:08、安比高原ペンションビレッジにある今日の宿“むってぃ”に到着。
チェックイン後、まだ明るい時間だったので、教えてもらったドッグランに行くことにした。
すぐ近くにある安比高原牧場の中に広くて空いているドッグランがあるという。

安比高原は、冬はスキーで何度か来た事があるがグリーンシーズンは初めてだ。
冬は車でいっぱいになる、超だだっ広い駐車場が何か侘びしい。
休日は少しはお客が来るのだろうか。心配になってしまう。

車で2分で安比高原牧場へ。平日の夕方なので誰もいない。
特に柵とかゲートとかは無いので、とことこ入っていく。
入退場は自由で、施設を使用したり、乗り物に乗るのにお金を払うようだ。
ようだ、というのは係の人が誰もいなくて休業状態だったから。

安比高原牧場の入り口
安比高原牧場の入り口


奥の方の、丘の上にドッグランがあった。
周りを簡単なネットで囲ってあるだけだが、結構広い。また、全面芝生で気持ちいいなあ。

ドッグラン入り口 ドッグラン
ドッグラン入り口 ドッグラン
気持ちいいなあ。


ドッグランのパノラマ画像はこちら(286KB)

しばらく走らせたが、ベルクも一人ではつまらないらしく、すぐトボトボ歩きになってしまう。
疲れも蓄積されているのだろうか。日も傾いてきたので、宿に帰ることにする。


明日で旅行も終わり。最後まで安全運転だ。


【本日の走行距離:239.7km】
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