【真夏編プロローグ】

2003年7月某日、6月の北海道旅行から帰ってきて、溜まった仕事に忙殺されている私の元に、
(今年の梅雨明けはいつになるんだろうねえ、などと窓の外を見ながらぼ〜っとしているわけではない)
一通のメールが来た。ラビからである。
夏休みはどうするの?早く決めないと宿が無くなるよ。」
またまた遊び事の相談である。まったくなんということだ。私は素早く返信した。
北海道で行きたかった所がまだいっぱい残ってるんだよねえ。」
こうして、わずか2ヶ月という間隔での北海道再訪が決まったのである。
私とラビの勤めている会社では夏休みを比較的自由に設定できるので、毎年9月頃にずらして沖縄に
ダイビングに行くのが恒例になっていたのだが、今回は楽しかった北海道旅行の余韻を引きずっていて、
沖縄どころではなかったのである。

そうと決まったら、宿の手配にフェリーの予約と、さらには行程表の作成と大忙しである。
前回の旅行記も書き上げていないのに、次の旅行の予定を考えるのは大変だがしょうがない。

まず、フェリーは、お盆の時期ということもあり、予約が取れるだけで良しとするしかないだろう。
二等のザコ寝になるがしょうがない。
それでも8/9(土)は全便満席だったので、仕方がないので前日8/8(金)で空きのある20:00発の便にした。
函館到着が23:40になるが、どうにかなるだろう。
実はこの選択が後々大きな意味を持つことになるのである。

今回は、前回行けなかった道東(釧路湿原、納沙布岬等)方面を中心に行きたいので、宿に関しては
ウトロ、旭川、十勝清水で空いている日をつなぎ合わせて日程を組むことになった。

さて、具体的なルート選定の段階で、前回作成した、超フレキシブル距離測定マシン
が再度活躍することになる。
捨てないで良かった。(こんなこともあろうかと取っておいたのさ。へへ。) 

フェリーも宿も決まった。ルートも大体決まった。後は出発を待つだけだ。(^◇^)


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