【9日目(9/25(土))洞爺湖〜函館】

<地球は生きている!>
<神秘の沼>
<なんと!>
<あったまるなあ>


<地球は生きている!>

朝起きると、雨は降っていない。
天気は徐々に回復するようだ。よかった。
今日はニセコの神仙沼とか、島牧の賀老の滝に行くので、結構歩く予定なのだ。
雨が降っていると大変だからね。

9:00、宿を出て、取りあえずすぐ近くの昭和新山へ向かう。
湖畔の道道2号から道道703号へ右折し、9:11、到着。

昭和新山は説明する必要もないほど有名な観光地だ。
5月に来た時は雨が降っていたので、パスしたのだ。
ベルク連れで来るのは初めてだが、人間だけなら何回か来てるからね。

今日は、朝早いのでまだ観光客もあまり来ていない。
モクモクと水蒸気のあがる山肌が間近に見える。
そこらをぶらぶらして、写真を撮る。

昭和新山
昭和新山。

ここはロープーウェイがあって、それに乗ると対面の山からの眺めがいいのだが、
どうせ犬連れはダメだろうし、パス。
9:29、出発。

湖畔に戻る途中に季節はずれのひまわり畑があった。
ひまわり畑と言えば北竜町とか智恵文とかが有名だが、こんな所にもあるんだぁ、と
いうことで写真を撮る。

ひまわり畑
ひまわり畑。

ひまわり畑のパノラマ画像(235KB)

途中でガソリンを補給し、洞爺湖を1周する道道132号に進み、キムンドの滝へ。
案内板に従い、湖畔から1kmほど入った所に広場があった。
10:05、到着。
ここからは歩きだ。

歩き出してすぐに森の中の川沿いになるが、なんと工事現場のような通路が出来ていた。
ん〜、やっぱりこの間の台風の影響なのか?
確かに、川岸には倒木が折り重なり、遊歩道の影も形も無い。

通路は川岸を右に行ったり左に行ったりして続いている。
上流になり狭くなっている所は一直線に続いている。

キムンドの滝への遊歩道 一直線に続いている
キムンドの滝への遊歩道。 一直線に続いている。

数百m歩くと滝の前に出た。
思ったより小振りの滝だなあ。

キムンドの滝
キムンドの滝。

駐車場に戻り、10:22、出発。

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<神秘の沼>

湖畔の道道132号に戻り、洞爺湖を約1周して国道230号へ。
道道66号へ右折してニセコを目指していく。
途中、羊蹄山も顔を出してくれた。

顔を出した羊蹄山
顔を出した羊蹄山。

国道5号との交差点にある道の駅ニセコビュープラザで休憩。11:11。
インフォメーションでぶらぶらしていると、ニセコアンヌプリのパンフレットが
目に止まった。
スキー場のゴンドラが運行していて、ドッグランがあるとのこと。
たしか、このゴンドラはペットOKなはず。
これは行ってみなくては。
ということで急遽寄り道することに。

11:38、ニセコアンヌプリスキー場のゴンドラ乗り場に到着。

アンヌプリゴンドラ
アンヌプリゴンドラ。

乗り場の横に広い芝生広場があり、そこの一角が網で囲まれてドッグランになっていた。
結構広いなあ。
取りあえず、先にゴンドラで1000m台地まで行ってみることにする。
ベルクの嫌いなゴンドラだけどねえ。
何にも知らないベルクは足取りも軽くゴンドラ乗り場へ。

何かガタンガタン言ってるよ これに乗るの?
何?ガタンガタン
言ってるよ。
これに乗るの?
よいしょっと。

ベルクは、乗ってからきょろきょろしてヒャンヒャン言い出した。

う、動いてるよぉ 聞いてないよ〜
地面が動いてるよぉ! なんだよ〜、聞いてないよ〜。

約10分で頂上へ。
お〜、いい眺めだ。
残念ながら羊蹄山は雲に隠れてしまったけど、それでも素晴らしい眺めが広がっている。

ふ〜 いい眺めだね
ふ〜、緊張が解けたら
ウ○チしたくなっちゃったよ。
いい眺めだね。

1000m台地からのパノラマ画像(148KB)

時間があればもう少し上に登ってみるのもいいのだろうが、この先の予定が詰まって
いるので、展望台から雄大な眺めを堪能して、再びゴンドラに乗り下まで戻る。

そして乗り場横のドッグランへ。
ベルクは、ゴンドラの怖かった思いを吹っ切るかのように、思い切り走り回っていた。

広〜いドッグラン
広〜いドッグラン。

12:39、出発。道道66号をさらに進む。

神仙沼への途中の大湯沼に寄る。
熱湯が湧き出して大きな沼になっている所だ。


大湯沼 足湯
大湯沼。
なんか臭いよ。
足湯もあった。

大湯沼の説明板(103KB)

で、出発しようとしたところ、すぐ横の町営の国民宿舎の玄関横に"温泉ゆで卵"の
のぼりを発見。
こりゃ買わないとねえ。ベルクにも少しお裾分けだ。
13:00、出発。

道道66号(ここら辺からはニセコパノラマラインという)をどんどん上っていき、
峠を越えたところに神仙沼の入り口があった。
13:18、到着。

神仙沼への入り口
神仙沼への入り口。

神仙沼の説明板(90.8KB)

反対側は広い駐車場になっている。
5月に来た時には両側とも雪の壁で、こんな広い駐車場があるなんて思えなかった。
神仙沼への入り口も、案内板だけがあってどこが入り口なんだかまるっきり分からな
かったなあ。

ここは、森の中から湿原を抜けて神仙沼まで木道が続いているのだが、犬連れでも
OKなのである。
とは言え、狭い木道であり、人気の観光スポットでもあり、紅葉時期でもあるので、
たくさんの観光客とすれ違うのに気を使う。

森の中を行く木道 あと0.89km
森の中を行く木道。 あと0.89km。
ああ、そうですか。。。

森を抜けると湿原だ
森を抜けると湿原の中を行く。

木道を20分ほど歩くと神仙沼だ。
天気はイマイチで、紅葉もまだこれからなのだが、さすがにきれいだ。

神仙沼
神仙沼。
神秘的だ。

神仙沼のパノラマ画像(216KB)

反対側の
反対側。
紅葉が始まっている。

少し休んで、木道を駐車場まで戻る。

帰りの木道で(174KB)

これから行く賀老の滝付近は、あまり遅くなるとクマが出るということなので、
先を急ぐぞ。
14:09、出発。


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<なんと!>

道道66号を下り、日本海側の岩内に出る。14:27。
海沿いの国道229号に左折。
右手に日本海を見ながら先を急ぐ。

右手に日本海を見て
右手に日本海を見て。

15:12、弁慶岬を通過。
15:34、島牧に到着。この先から山に向かうのだ。
道の駅・よってけ!島牧、の先から、賀老高原はこっちの案内板に従い左折。
と、案内板の下に気になる物が。。。。。。。。あれ?なんか張り紙がしてあるぞ??
なんかイヤな予感。
よく読むと、なんと"倒木のため通行止め"だと!!
また、台風の影響だ。

通行止め
なんと!
通行止めだって!

5月に来た時は積雪のため通行止めだったのにぃ。
ま、しょうがない、自然の猛威には逆らえないからね。
次の機会に来ることにしよう。

で、近くに白龍の滝というのがあるらしい(地図にのっていた)ので、行ってみる
ことにした。
国道229号を少し戻り、道道836号を入って行く。
ところがしばらく行くとこっちも工事中で通行止め。
なんだよう。

立ち入り禁止
こっちも立ち入り禁止。

しょうがないので、道の駅・よってけ!島牧、まで戻って休憩。
16:22。
ふ〜。なんか疲れたなあ。
ちょこっとベルクの散歩をして、16:41、出発。


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<あったまるなあ>

国道229号を南下する。
途中、白糸の滝に寄る。この滝は国道の旧トンネルそばにあるのだ。
そのまま走っていると新しいトンネルに入ってしまうので、気がつかないのだが。
16:52、国道脇に車を停める。
ガードレールをまたいで、旧トンネルの方に数十m歩くと滝を遠望できる。

白糸の滝
白糸の滝。

その名の通り白く細い滝だ。
強い海風が吹き付けると無くなってしまいそうだなあ。
17:01、出発。

もうすぐ日没の時間だ。
今回の北海道旅行での最後の夕日なので、眺めの良いところで見ようということで、
近くの茂津多岬灯台に行くことにする。
なんでもここは海面からの高さが日本一なんだそうだ。

国道から案内板に従い灯台への道へ右折。
海辺の断崖を急角度で上っていく。
道幅も狭いし、なかなかワイルドな道だ。
17:10、茂津多岬灯台に到着。

灯台の前で 思ったより小さな灯台だなあ
灯台の前で。 思ったより小さな灯台だなあ。

茂津多岬灯台の説明板(72.5KB)

もうすぐ日没だ。間に合った。
雲も晴れて、水平線に沈む夕日が見れそうだ。

海に沈む夕日をバックに
海に沈む夕日をバックに。

夕日のパノラマ画像(72.8KB)

灯台の中程のデッキから、夕日が海の向こうに沈むまで眺めていた。きれいだなあ。
ベルクはといえば、きれいな夕日にも興味がなさそうに相変わらず地面の匂いばかり
嗅いでいる。まったく。

日が落ちると、辺りは真っ暗になってきた。
灯台もと暗し、とはこのことか。
クマが出てきてもいけないので、そそくさと出発する。17:35。

急坂をつんのめりそうになりながら国道に戻り、さらに南下する。
熊石町から国道277号に左折し八雲町へ。
立ち寄り湯の、町営・おぼこ荘を目指す。

案内板に従って国道から山の中の道へ。
19:06、到着。山の中の一軒家の温泉だ。
横に川が流れ、その河原に広い露天風呂がある。もちろん天然温泉だ。
ん〜、あったまるなあ。

しか〜し、ひじょ〜に残念なことが(―_―)!!
温泉自体はとても満足したのだが、なんか、○ィゴー○香雪とかいう地元のサッカー
少年団が来ていた。
こいつらが、非常にマナーが悪い。うるさい。
子供だから、わいわい騒がしいのは理解できるが、傍若無人ぶりはあまりに度を
越している。
「いい加減にしろ!」いつもは温厚な私でもさすがに怒ってやったぞ。(−_−メ)
ぷりぷりしながら風呂を出たら(たぶん付き添いの)大人が食堂らしきところで
ビールを飲んでいるのが見えた。(脱力)(――;)。

ヴィゴーレ○○
○ィゴー○香雪“御”一行様。

なんのためにスポーツをやらせているんだ?
団体生活を通して社会性を身につけさせるのが大きな目的なのではないか?
まっっっっっっっったく。。。。。。。

20:01。出発。くだらないことは早く忘れよう。
国道277号まで戻り、八雲町方面へ右折。
八雲町で国道5号に出て、函館方面へ。
国道脇のラーメン屋で夕食を食べて、23:24、函館フェリーターミナルに到着。
帰りは夜中の3:00発の便だ。

ベルクのシッコをしたり、ぶらぶらして、1:00近くになったので乗船受け付けをする。
2時過ぎに青森からのフェリーが到着した。

青森から到着したフェリー
青森から到着したフェリー。

車が出てきた 車が出てきた2
車が出てきた。

いつも通りに2Fのデッキに車を停めて船内へ。
ベルク、ちょっと寝ていてくれ。
船は定刻通り3:00に出発。
北海道ともしばしの(!)お別れだ。寂しいなあ。

目が覚めたらもう青森だ。
なんか寂しいなあ。

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【本日の走行距離:444.6km】


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