【3日目(9/25(日))東川町〜東川町】

<日本一早い紅葉>
<大人も楽しい>


<日本一早い紅葉>

朝起きてみると、旭岳は雲に隠れて見えない。
でも、天気予報は悪くないし、ロープーウェイで上れば景色はいいかな。

今日は旭岳に紅葉を見に行くのと、あの旭山動物園に行くんだけど、どっちも犬不可だから
ベルクは宿で留守番。
昨日までの疲れもあるだろうから、ゆっくり寝ていてくれ。

というわけで、8:31、宿を出発。
道道1160号を通り、旭岳ロープーウェイ方面へ。
途中、天人峡温泉への道と別れ、道がクネクネの上り坂になると車がつながって走るようになった。
やっぱり、今の時期は車が多いなあ。
それに今日は連休最後の日曜日だし。

ロープーウェイ乗り場の少し手前でとうとう駐車場渋滞につかまった。
あらら、と思ったが、結構入れ替わりがあって、15分くらい待ったら停められた。
9:23、到着。

ロープーウェイ山麓駅
ロープーウェイ山麓駅

さっそくチケットを買って乗り場に向かうと、ここでも列が出来ている。
北海道でこんなに並ぶのは初めてだ。
でも、15分間隔でピストン輸送しているので次の便には乗れるようだ。

乗り場の行列 天気もいいようだ
乗り場の行列。 天気もいいようだ。

程なく次のゴンドラが下りてきて、どっと乗り込む。
今の時間帯は上りが満員で、下りは3分の1くらいの人数だ。
これが午後3時過ぎになると、山頂駅で乗るのに例年1時間待ち以上になるとのこと。
そうなったら大変だから、早めに見て回って午前中には下りてこないと。

我々の乗るゴンドラが下りてくる
我々の乗るゴンドラが下りてくる。

ゴンドラが動き出し、徐々に高度を上げていく。
すると、だんだんと木々が色づいていく。
緑の針葉樹の中に、ナナカマドの紅葉とダケカンバの白い枝と黄葉がパッチワークのようだ。
去年は、ロープーウェイの途中が紅葉の最盛期で上に上ってしまうともう終わり頃だったのだが、
今回は山頂駅付近が丁度見頃なのだそうだ。

山麓駅を出発。 border=
山麓駅を出発。

だんだんと紅葉が進んでくる
途中、だんだんと紅葉が進んでくる。

もう随分上まで上がった
もう随分上まで上がった。

山頂駅に着いて外に出ると旭岳が迎えてくれた。
今年は例年より遅く1週間くらい前に初冠雪があって、紅葉と雪のコントラストが素晴らしい、
というニュースを東京で見たのだが、今はその雪も解けてしまったらしい。
ちょっと残念。

山頂駅を出ると旭岳が目の前に見える
山頂駅を出ると旭岳が目の前に見える。

また、遊歩道の入り口には、ヒグマに注意の看板が立っていた。
まあ昼間に遊歩道を歩く程度なら、観光客も多いし大丈夫だろうけど。

ヒグマに注意の看板(264KB)

去年と同じに遊歩道を行き、姿見の池へ。
去年は少しガスっていたのだが、今回は晴れていていい眺めだ。

遊歩道を行く 十勝連峰が遠くに見える
遊歩道を行く。 十勝連峰が遠くに見える。

遊歩道の上の方では噴煙が上がっている 旭岳が映る姿見の池
遊歩道の上の方では噴煙が上がっている。 旭岳が映る姿見の池。


帰り道からの旭岳
帰り道からの旭岳。

旭岳と紅葉のパノラマ画像(295KB)

雄大な景色をタップリと堪能して、遊歩道をぐるっと周り、ロープーウェイ山頂駅まで戻る。
まだほとんど行列も出来ていない。
少し待ってやってきた上りのゴンドラからは、まだまだいっぱい観光客が降りてくる。
これじゃあホントに夕方は大行列だろうなあ。

山頂駅付近の紅葉
山頂駅付近の紅葉。

山麓駅まで下りて、11:44、出発。
旭山動物園に向かう。

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<大人も楽しい>

来た道を戻り、宿の近くを通り道道611号へ右折。
小さな丘を越えて、道道295号へ。
旭山動物園も正面口側からだと駐車場に入れるのが一苦労するだろうから、裏の方から
東口へいくことにしたのである。
道道295号から看板に従い東口方面へ左折。
12:35、東口近くの市営の臨時駐車場に到着。

さすがに有名なあの旭山動物園だ、臨時駐車場もほとんど埋まっている。
ちなみに、東口の周辺には民間の駐車場が並んでいて、1日500円の料金を取っている。
しかし、道なりに50m程奥の方に行けば、市営の臨時駐車場があるのだ。もちろん無料。
事前に東京でHPを見て調べておいたのさ。

さっそくチケットを買って入る。
市営だけあって入場料も大人580円と驚くほど安い。
なんと中学生以下は無料だ。

動物園東口
動物園東口。

入口を入ると、さすがに人がいっぱだ。
家族連れでごった返している。
これじゃあ人気の施設は行列かなあ。

園内の案内図(202KB)

最初にあざらし館へ。
外の池ではアザラシが気持ちよさそうに泳いでいる。

あざらし館入り口 気持ちよさそう
あざらし館入り口。
この手作りっぽさがまたいいのかも。
気持ちよさそう。

また、外の池と繋がったチューブが館内を縦に貫いていて、その中をスイスイとアザラシが泳いでいくのが有名だ。
写真では見ていたけど、実際に目の前で見るとかわいくて、おもしろい。

目の前を泳いでいく
目の前を泳いでいく。

次にぺんぎん館へ。
水槽の中を貫くトンネルを行くと、飛ぶようにペンギンが泳いでいるのが見られる。
ペンギンもやっぱり鳥なんだなあと実感するのだ。

ぺんぎん館入り口 水中を飛ぶペンギン
ぺんぎん館入り口。 水中を飛ぶペンギン。

ただ、これは他にも同じような見せ方をする動物園は他にもあるので、ふ〜ん、で終わりなのだが、
ひと味違うのは外の池の方だった。
館内から外の池を見る窓に出っ張りが作ってあって、そこに泳いでいたペンギンが水の中から飛び出して
ピョンと乗っかってくるのだ。
窓からは目の前にペンギンが見られることになる。
こんなに間近に見るのは初めてだ。

窓の出っ張りに飛び乗ってくる こんなに近くに見れる よちよち歩き
窓の出っ張りに飛び乗ってくる。 こんなに近くに見れる。 よちよち歩き。

次はもうじゅう館。
ライオンやトラ、ヒョウなどがいる。

手作りの看板 2Fから見たライオン そっぽを向いてるトラ
手作りの看板。 2Fから見たライオン。 そっぽを向いてるトラ。

ちょっと見は普通の動物園のオリにいるのと変わらないように見えたのだが、違った。
階段を上って2Fからだとオリの中を上から見ることが出来るので、トラを見ていた時のこと。
トラが水場の方に移動し、客のいる窓の方へ悠々と歩いていき、品定めをするようにじっと見ているではないか。
いそいで階段を下りて窓の所に行くと、ほんの数十センチ向こうにトラがじっとこちらを見ている。
ガラス窓越しとはいえ、かなりの迫力。

2Fからトラを見ていたら 窓から客を品定め
2Fからトラを見ていたら。。。。 窓から客を品定め。

かなりの迫力(161KB)

こんなのに襲われたらひとたまりもないねえ。

また、ユキヒョウやアムールヒョウは夜行性で樹上生活なので、普通の動物園だとオリの奥や隅の木の上で
寝ている背中がチラリと見えるだけ。
ここでも寝ているのは同じなのだが、オリの一部がお客の方に張り出す形になっていて、ヒョウたちが寝ている
真下にお客が通れるようになっているのだ。
なので、ヒョウの肉球なんていうのもじっくり観察できてしまうのだ。

張り出したオリで寝るアムールヒョウ
張り出したオリで寝るアムールヒョウ。

アムールヒョウの肉球(149KB)

黒ヒョウは起きていて上の方でうろうろしていたが、木を登ったところがちょうど2Fの観覧場所の前になるので、
目の前で行ったり来たりするのを見ることが出来た。

黒ヒョウ
黒ヒョウ。

次はほっきょくぐま館。
外の運動場に突き出た半円形の覗き窓があって、そこに顔を出すと(運がよければ)間近にホッキョクグマを
見られるという例の施設。
人気があって30分待ちだったので、さすがにパスした。

ほっきょくぐま館の入り口 のぞき窓のすぐ側にホッキョクグマ
ほっきょくぐま館の入り口。 のぞき窓のすぐ側にホッキョクグマ。

しかし、プールの周りはガラス張りになっていて泳ぐ姿を見ることが出来る。
陸上でのノッシノッシとあるく姿とはうって変わり、スイスイと気持ちよさそうに泳いだり潜ったりする姿は
意外なほどだった。
二頭でじゃれ合ったり水の中に飛び込むのも迫力があったなあ。

二頭でじゃれ合っている 背中 遊び疲れたのか
二頭でじゃれ合っている。 背中。 遊び疲れたのか?

さる山はまあ普通だったなあ。

さる山のサル
さる山のサル。

そして、おらんうーたん館だ。
樹上で生活するオランウータンに合わせて高い鉄塔が2つ建っていて、その間をぶら下がって
移動できるように組んである。

おらんうーたん館の全体像(246KB)

しかし、その2本の鉄塔の間はお客が自由に行き来できる通路になっている。
つまり、お客の頭の上をオランウータンがぶら下がりながら移動して行く、という訳だ。
最初の(お父さん?)が渡りきると、今度はお母さんと子供が反対側から渡り始めた。
しかし、よく疲れないもんだ。

登り始めた てっぺん近くまできたぞ 渡っている
登り始めた。 てっぺん近くまできたぞ。 渡っている。

家に着いて寛ぐオランウータン
家に着いて寛ぐオランウータン。

お母さんと子供が渡り始めた 途中からは子供も一人で渡って行く
お母さんと子供が渡り始めた。 途中からは子供も一人で渡って行く。

新しくできたというカピバラ・クモザル館に行ってみた。
クモザルがお客の方に張り出した手すりにぶら下がっている。
ちょうどお客の頭の上になる。
よく逃げ出さないもんだ。
カピバラは下の方でまったりとしていた。

クモザル カピバラ
クモザル。 カピバラ。
何を考えているんだか。

その他、ゾウ、シカ、レッサーパンダ、等々は普通だった。

レッサーパンダ ゾウさん
レッサーパンダ。 ゾウさん。

連休最後の日曜日でお客さんでいっぱいだったけど、ディズニーリゾートみたいに60分待ちは当たり前ってこともなく、
人気の動物もすぐ見れたし、大人も楽しめる内容だ。
さすがに夏休みの入場者数が日本一になるだけのことはあるなあ。

16:09、出発。
来た道を戻り、16:33、宿に到着。
1日お留守番でベルクはつまらなかっただろうから、夕食前にドッグランで少しボール遊びをした。
ま、すぐに他に関心が移るのは相変わらずだったけど。

ボール遊びに飽きて自分の世界に没頭するベルク
ボール遊びに飽きて
自分の世界に没頭するベルク。


さて、明日は去年のリベンジで銀泉台に紅葉を見に行って、その後屈斜路湖まで行く予定。
銀泉台の紅葉はどんな感じだろうか。楽しみだ。

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【本日の走行距離:112.1km】


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