【1日目(9/18(月)19(火))湯浅〜青森〜函館〜旭川】

<夜中の高速道路をひた走る>
<やっと青森に到着>
<北海道は大荒れ>



<夜中の高速道路をひた走る>


明日から北海道旅行だというのに、今は和歌山県の湯浅町という所にいる。
なぜかというと、ここでトレーニングキャンプに参加しているのだ(ベルクとラビが)。
ベルク(とラビ)には頑張っててもらって、私は今夜からの移動に備えて、昼間は
木陰に車を停めてゆっくり昼寝なんぞをさせてもらう。
なにしろ青森まで1,300km以上あるからねえ。

今回は、名神高速〜北陸道〜磐越道〜東北道、というように日本海側を行く予定。
東名高速は夜中は大型トラックが多すぎて運転が大変だし、首都高はクネクネして疲れるし。
北陸道、磐越道は渋滞など無いだろうからね。
それに台風13号が日本海を東進中なのだ。
明日の12:30青森発のフェリーを予約しているのだが、大丈夫だろうか。
もし欠航なんてことになったら大変だ。
少しでも早く着くようにしなくちゃ。

トレーニングキャンプは16時過ぎには終わり、他の参加者の見送りを受けながら出発。
16:58、湯浅御坊道路の湯浅ICに入る。
湯浅御坊道路〜阪和道〜近畿道と進む。
三連休の最終日なので、車は多く所々流れが悪いところもあるが、大きな渋滞は無く
だいたい予定通りだ。
近畿道で大阪市内を通過中に日没を迎える。
夕陽に照らされた大阪の街とネオンが妙にノスタルジックな光景だったなあ。
これからは夜のドライブだ。
夜が明ける時にはどこを走っているのかなあ。

18:10、吹田JCTで名神高速に入る。
逆の大阪方向は渋滞しているようだが、名古屋方向はスムーズに流れている。
京都を過ぎ、滋賀県の多賀SAでトイレ休憩。
すぐに出発し、米原JCTで北陸道に入る。19:39。
北陸道に入ると車がぐっと少なくなる。
逆方向はけっこう交通量があるけどね。

福井を過ぎ、20:56、石川県の尼御前SAに到着。
ここで夕食にする。
ベルクにもご飯をあげて、ドッグベッドを敷いてあげる。
21:32、出発。

金沢を過ぎて富山県に入る。
そろそろガソリンが少なくなってきたので、有磯海SAで給油。
22:46−23:02。

海沿いを走っているのだが、暗くて海は見えない。
そのうちにトンネルの連続する区間に入って行く。
時間の関係もあるのだろうが、ここら辺まで来ると極端に車の台数が少なくなってきた。
たまに大型トラックを追い越すくらいだ。

上越JCTを通過し、新潟県の刈羽PAで少し仮眠。
24:31−24:42。
ほんの10分弱だが大分スッキリする。
長岡JCTを過ぎて、越後平野に入って行く。
道はまっすぐで前後にほとんど車がいない状態がつづく。
1:22、新潟中央JCTで磐越道に入る。

この先は、会津若松まで片側1車線の対面通行がつづくのだ。
対向車には気を付けないと。
それに、前方にトロい車がいないといいけどなあ。

しかし、そんな心配は無用だった。
なにせ、全然車が走っていない。
新潟から会津若松まで、100km弱・50分ほどの間、同じ方向に走っていた車は無し、
対向車は3台ほどすれ違っただけ。
照明灯も無いので真っ暗闇のなか、時速100kmで山の中の高速道路を走っていると、
やけに寂しくなってくる。
おまけに霧も出てくるし。
会津若松の街の明かりが見えた時にはほっとした。

2:44、郡山JCTで東北道に入る。
さすがに東北道はそれなりの交通量がある。
まあ、東名・名神に比べたら少ないけどね。

安達太良SAでトイレ休憩。
2:49−3:04。
宮城県に入り、蔵王PAで少し長めの仮眠を取る。
3:50−4:20。
ガソリンも少なくなってきたので、次の菅生PAで給油。
4:30−4:37。

仙台を過ぎてしばらく行くと、空が白み始めてきた。

もうすぐ夜明けだ
もうすぐ夜明けだ。

岩手県に入るころにはすっかり夜も明けたのだが、台風の影響で曇りの天気だ。
岩手山も全然姿を見せてくれなかった。
でも、滝沢村のスイカのガスタンクはいつも通りばっちり写真に撮れた。

岩手山も雲の中 スイカのガスタンク
岩手山も雲の中。 スイカのガスタンク。

青森県に入り、東北道最後の津軽SAでトイレ休憩。
7:36−7:49。
風は強いが雨は降っていない。
これぐらいならフェリーも大丈夫かな。

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<やっと青森に到着>


8:06、青森ICに到着。
ふ〜やっと着いた。
さすがに疲れたなあ。

やっと青森ICだ ほんとにお疲れ様だよね
やっと青森ICだ。 ほんとにお疲れ様だよね。

でも、順調に走れたので、予定より2時間近く早い。
これなら予約した一つ前の便(9:10発)に乗れるかな。
ということで、急いでフェリーターミナルまで行く。
8:20、到着。
窓口で聞いてみると、予約した12:30の便も問題なく出るとのこと。
それならば、コロナワールドで風呂にも入りたいし、なによりも9時の船より12時の
船の方が大きくて立派なので(ただし料金は同じ)、予定どおりお昼の便に乗ることにする。

フェリーターミナル フェリーターミナル横の緑地帯
フェリーターミナル。 フェリーターミナル横の緑地帯。
お散歩に最適。

ベルクに朝ご飯をあげた後、仕切直しで、毎年恒例のコロナワールドに移動。
シネマコンプレックスやゲームセンターや温泉などが集まった、アミューズメント施設だ。
他の施設はまだ営業開始前なのだが、「コロナの湯」だけは朝5時からやっているのだ。
ベルクには車で留守番していてもらって、のんびり風呂に浸かる。
ふ〜、気持ちいいなあ。

いったん車に戻り、回転寿司「黒船」の開店を待つ。
ここで回転寿司を食べるのが毎年恒例になっているのだ。
11時の開店と同時に入店し、バクバクと食べる。
今回は特に鮭のあら汁がうまかった〜。
味噌仕立てで、鮭がとろけるように甘くて、超美味。

満腹になったところで青森港に戻る。
11:30。
雨は降っていないが、風がけっこう強い。
船は揺れるかなあ。

すぐに乗船手続きをして待機場所に移動。
すると、待機場所のすぐ横でカモメが羽を休めていた。
これも台風の影響なのか。

カモメも休憩中 あやしい空模様
カモメも休憩中。 あやしい空模様。

船に乗り込む様子や船の中の様子はこれまで何回も書いてきたので、今回は省略する。(^^ゞ

12:30、船は定刻通りに出航した。
やっと一眠りできるぞ。

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<北海道は大荒れ>


船内放送で目が覚める。
もうすぐ函館港だ。
窓から外を見ると海がけっこう荒れている。
途中揺れたのかなあ、ぐっすり寝ていたので全然気が付かなかった。

函館港は大荒れ
函館港は大荒れ。

16:10、定刻通りに函館に到着。
降り立ってみると、青森より風は強いが雨は同じようにほとんど降っていない。
いつもの緑地帯でベルクのシッコをして、しばらくブラブラする。

函館港のいつもの緑地帯 風で飛ばされちゃいましゅ
函館港のいつもの緑地帯。 風で飛ばされちゃいましゅ。

今日中に旭川まで行かなくてはならないので、すぐに出発する。
ガソリンを給油して、いつも通り函館新道へ。

函館新道を北へ
函館新道を北へ。

そのまま道なりに国道5号を北へ。
大沼〜森〜八雲と進み、長万部の手前の国縫ICから道央道に乗る。
18:18。
このころにはすっかり暗くなってしまった。
また夜の高速道路だ。

雨が降ってきた。
しかもだんだん強くなる
風は相変わらず強い。
片側1車線の対面通行なのに横風で車が振られるので、運転に非常に気を使う。
居眠りするヒマも無い。

しばらくすると後ろにピタリと付く車が。
長万部ICを過ぎた静狩PAの追い越し車線で、猛スピードで追い抜いていった。
いくらなんでもこの天候であのスピードは危険なんじゃないかと思うほど。
まあ、今は人のことより自分のことだ。

で、その車は次の富浦ICを過ぎたところで覆面パトカーに捕まっていた。
ザマミロ。(^ ^;)">

室蘭ICを過ぎた辺りから雨が小降りになってきた。
道も片側2車線になったし、少しほっとしたなあ。

19:45,樽前SAに到着。
ここでは雨や風はほとんど気にならないほど収まっている。
ほとんど車が停まっていないので寂しい雰囲気だが、ここで夕食にする。
営業時間が20時までということで、食べているうちに隣の売店も含めて閉店になってしまった。
20:13、出発。

樽前SAの売店
樽前SAの売店。

苫小牧〜札幌JCT〜岩見沢〜滝川〜深川と順調に走る。

札幌では再び大雨と強風でかなりのスピードダウンを余儀なくされる。
特に札幌〜江別間は横風がものすごく、とても80km以上は出せない状況だった。
しかし、岩見沢を過ぎると雨も風も小康状態になった。
風雨の強さは地域によって差が激しい。
地形とかが影響してるのかなあ。

22:08、旭川鷹栖ICに到着。
旭川市内を通過して東川町へ。
22:41、本日の宿のミルキアンドサリハウスに到着。

しかしよく走ったなあ。
でも明日はさらに北を目指すのだ。
台風は北海道のすぐ西側にいて、明日の未明には上陸するらしい。
天気は大丈夫かなあ。

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【2日間の走行距離:1,805.6km】


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