【2日目(9/16(日))ニセコ〜神威岬〜小樽〜銭函】

<あれ?>
<栄華の跡>



<あれ?>


昨夜は雨も降っていたし早めに寝てしまったので、今朝は朝食前に宿の周り
をお散歩。
雲が多いが天気もまずまずで、気持ちいい。
ただ、羊蹄山が雲に隠れて見えなかったのが残念。
ま、仕方がないね。

朝食前に宿の周りをお散歩
朝食前に宿の周りをお散歩。

今日の予定は移動距離も短いので、朝食後も部屋でノンビリして、10時前に
チェックアウト。
10:02、出発。倶知安の市街に向かう。
(ちなみに、道道343号から宿の別荘地への入り口が分かりづらいので、
 写真を載せておきます)

道道から別荘地への入り口 この小さい看板を見落とさないように
道道から別荘地への入り口。
矢印手前がひらふスキー場方面。
この小さい看板を見落とさないように。

今日は、積丹半島の神威岬、島武意海岸を周り小樽へ行く予定。
倶知安市街で国道5号に左折し、小樽方面へ。
倶知安峠を越えて、共和町で国道276号へ左折し日本海側へ出る。
国道229号に右折して、今日の最初の目的地の神威岬に向かって北上する。
10:52、泊村を通過。

日本海側に出ると雲も晴れて、いい天気になった。
ひたすら海岸線(国道229号)を北上して行く。
と、遠くに神威岬が見えてきた。

遠くに神威岬が見えた
遠くに神威岬が見えた。

11:27、神威岬の駐車場に到着。
さすがに観光客が多いなあ。
この駐車場から岬の突端までは、尾根づたいの狭い遊歩道で30分ほどかかるのだ。
途中には網目状の鉄の橋があったりしてなかなか面白いのだが、ベルクにとっては
けっこう大変な道かも。
観光客も多いしね。
天気が良すぎて少し暑いくらいだが、元気に歩き出す。

駐車場から遊歩道を歩き出す あの先まで行くのだ
駐車場から遊歩道を歩き出す。 あの先まで行くのだ。


途中、こんな橋を渡ったりしなくてはならない ちょっと怖いでしゅ まだまだ先がある
途中、こんな橋を渡ったり
しなくてはならない。
ちょっと怖いでしゅ。 まだまだ先がある。


   途中で振り返るとこんな感じ。
【画像をクリックすると大きくなります】


ふうふう言いながら、先端にある灯台に着いた。
と、どこかで見たような白黒のワンコが。
あれ?!、昨日一緒に青函フェリーに乗ってきて、函館で別れた五月(メイ)ちゃん
じゃないか。
今日は神威岬に来る予定とは聞いていたが、こんな突端で会うとは。
五月ちゃんもこの天気で相当バテたみたいで、灯台の日陰で休息中だったのだ。

一緒に先端の展望台で記念写真。

五月ちゃんと一緒に
五月ちゃんと一緒に。


   神威岬の突端。
【画像をクリックすると大きくなります】


先端のカムイ岩の大きな画像はこちら。(208KB)

北側(小樽方面)を見る しばしの休憩
北側(小樽方面)を見る。
断崖が続いている。
しばしの休憩。


日陰でしばらくお話などをして休憩した後、駐車場に戻る。
帰りも同じ道を戻るのだ。

帰り道
帰り道。

苦手な鉄の橋もなだめすかして渡り、駐車場に戻ってきた。
遊歩道入り口の横にある、神威岬の看板の前で証拠写真を撮る。

神威岬の看板の前で
神威岬の看板の前で。

あまりに天気が良くて暑いくらいなので、駐車場横の芝生でソフトクリームを食べる。
ベルクも食べたそうだったがそれは出来ないのだ。
残念だねえ。

おいしそうでしゅね 駐車場横の芝生で
おいしそうでしゅね。 駐車場横の芝生で。
暑いでしゅ。

12:48、五月ちゃん達と別れ、島武意海岸へ向けて出発。
国道229号へ戻り小樽方面へ左折。
少し走ってそのまま道道913号へ直進すればよかったのだが、間違えて国道に沿って
右折してしまった。
しょうがないので、婦美の集落まで行き逆方向から道道913号に左折しぐるっと
回ってアプローチ。
13:23、島武意海岸の駐車場に到着。

ここも以前(2003年)に来たことがあるのだが、展望台からちらっと海を見ただけ
だったのだ。
今回は浜辺にも降りてみたいな。
駐車場から展望台へはちいさなトンネルを抜けていく。
真っ暗で狭いトンネルを抜けると、目の前に積丹ブルーと呼ばれる真っ青な海が広がる。

島武意海岸トンネル トンネルを抜けると きれいな海が目の前に広がる
島武意海岸トンネル。 トンネルを抜けると・・・・。 きれいな海が目の前に広がる。

ん〜、素晴らしいなあ。
しかし、今日は日曜日のせいか観光客も多い。
トンネルを出たところの展望台はけっこう狭いので、看板をバックにして写真を撮るのに
ちょっと苦労する。

島武意海岸の看板の前で
島武意海岸の看板の前で。

写真を撮ったら、脇の階段を浜辺まで下りてみることにする。
浜辺と言っても砂浜ではなくてゴロタ石の海岸なんだけどね。

島武意海岸の西側 島武意海岸の東側
島武意海岸の西側。 島武意海岸の東側。

特に何があるという訳ではないので、浜辺をしばらくうろうろして戻ることにする。
当然戻りは上りだ。
距離は短いのだが、けっこう急なので疲れる。
ふ〜ふ〜言いながら展望台まで戻り、トンネルを抜けて駐車場へ。
けっこう疲れたなあ。
13:56、小樽に向けて出発。

TOPへ




<栄華の跡>


国道229号に戻り、小樽方面へ。
余市で国道5号に入り、小樽市街の手前で左の脇道に入りオタモイ海岸に向かう。
カーナビを見ながら住宅街の中の細い道を抜けて山を一つ越すと、石狩湾を見渡す崖の
上のオタモイ園地駐車場に到着。
15:12。

途中にあった周辺案内看板。(275KB)

オタモイ海岸の断崖
オタモイ海岸の断崖。

ここは、昭和初期に一大遊園地があった所だ。
駐車場はけっこう広い広場のようになっているのだが、ここにはかつて大規模な食堂や
遊具が設置されていたらしい。
さらに、断崖にそそり立つように龍宮閣というでっかい建造物が建っていたらしい。
今はただ、断崖絶壁とそこにへばりつくように細い遊歩道や素堀のトンネルが残って
いるだけなのだ。

駐車場にはそのオタモイ遊園地のことを記した案内看板があった。
以下はその案内看板より抜粋:

「地名は、アイヌ語のオタモイ(砂の入り江の意)に由来する。現在、小樽市唯一の
 カタカナ表示の町名。
 【中略】
 かつて、この景勝地に大リゾート基地が存在した。
 昭和初期、隆盛を誇った割烹「蛇の目」の店主加藤秋太郎は、小樽には見所がないと
 いう知人の言葉に奮起し、名所探勝の日々にあけくれる。
 そして、ついに、古来白蛇の谷と呼ばれたこの地を探し当て、昭和11年「夢の里
 オタモイ遊園地」を完成させた。
 その規模は当代一を誇り、ブランコ、すべり台、相撲場等の遊園施設のほか、龍宮閣や
 辨天食堂といった宴会場や食堂を設けた。
 特に京都の清水寺を凌ぐといわれた龍宮閣は、切り立った岩と紺碧の海に囲まれ、まるで
 龍宮城のお伽の世界のようだったという。
 最盛期には1日数千人の人々で賑わったこの施設も、戦争が始まると賛沢とみなされ
 客足が遠のき、戦後、これからという昭和27年5月営業再開を目前に控えながら焼失した。
 現在、遊園地の跡を偲ばせるものは断崖の上に残った龍宮閣の礎石と遊歩道トンネルの
 部分だけである。
 また、オタモイには神威押(積丹半島)が女人禁制の頃の悲恋にまつわる子授け地蔵尊の
 伝説があり、今でも多くの人々に信仰されている。」

オタモイ遊園地の案内看板。(196KB)

龍宮閣の写真部分の拡大。(152KB)

駐車場から龍宮閣のあった場所へつづく遊歩道は、落石のため通行止めになっていた。
残念だなあ。
カメラの望遠レンズで見てみると、絶壁にへばりつくように遊歩道が延びていて、途中に
中国風の門のようなトンネルが見えた。

遊歩道は通行止め 遊歩道の先には中国風の門のようなトンネルが
遊歩道は通行止め。 遊歩道の先には中国風の
門のようなトンネルが。

こんな絶壁の途中にあります。(123KB)

しかたがないので海辺に下りてみたりブラブラして、15:37、出発。

来た道を戻り、国道5号に出る。
そして小樽市街へ。15:55着。
今回は小樽で実家へのおみやげをさっさと買って送ってしまおうという予定なのだ。
小樽運河は4年前(2003年)に来たときに見たのでパス。
しかし運河周辺は相変わらず観光客が多いなあ。
レンタカーや観光バスも多く走りづらい。

ガイド本に載っていた海産物のお店へ行くことにする。
地図を見ながら行ってみると、そこはちょうど北一硝子やルタオ等の人気店が並ぶ通りで、
車も人も数珠つなぎになっている。
空いている駐車場を探しながらゆっくり進んでいくと、ちょうどコインパーキングから
1台出て行くところに遭遇。
入れ替わりに入れることができた。
しかも、北一硝子三号館のすぐ横で、目的のお店にも近い。
一番いい場所だ。

目的のお店で実家へカニを送った後、せっかくなので通りをぶらぶらしてみる。
大きな五差路(帰ってきてから調べたらメルヘン交差点と言うらしい)でUターンして
駐車場へ戻る。
途中、北一硝子の前で記念写真。

通りは観光客でいっぱい 北一硝子の前で
通りは観光客でいっぱい。 北一硝子の前で。

車に戻り、16:52、出発。

小樽市街を抜け、国道5号を札幌方面へ。
左手に日本海を見ながら進み、道道225号をJR銭函駅方面に左折。
駅前を通過して海岸沿いの道へ。
17:20、本日の宿に到着。

ふ〜、なんか今日は人が多いところばっかりで疲れたなあ。
明日は札幌でオフ会の予定。
1年振りに会えるサモ・人もいる。
楽しみだなあ。

TOPへ

【本日の走行距離:447.4km】



前のページへ戻るよ ちょっと待ってね