【1日目(10/16(土))東京〜青森】

<2年ぶりの北海道へ>
<青森ミニミニオフ>



<2年ぶりの北海道>


さあ、2年ぶりの北海道旅行だ。
去年(2009年)は、ちょうどこの時期にタクトが我が家に来たので、
旅行は取り止めにしたのだ。
で、タクトも1歳になったので、そろそろ長旅も大丈夫と判断したのと、
北海道のお友達にもタクトを紹介したかったしね。
それに、ベルクも歳を取ってきて、旅行に行くとすごく疲れるみたいなので、
ベルクとタクトとで北海道に行くのは、これが最初で最後かもしれない。

ということで、今回は比較的余裕を持った日程にした。
札幌オフの後美瑛で1泊、帯広(十勝清水)で2泊、旭川(東川町)で2泊、
そして例のごとく往復の津軽海峡のフェリーで1泊づつ。
帰りは岩手県の北上でさらに1泊してみちのくオフに参加。
8泊9日の、我が家にしては余裕の日程だ。

4:23、自宅を出発。
今日は、青森まで行く予定。
青森では、ワンコ友達に会う予定なのだ。

いつものスタンドでガソリンを満タンにして、いつものコンビニで朝食を買い込み、
いつもの大泉ICから外環道に乗る。5:05。
川口JCTを5:15に通過し東北道へ。
宇都宮ICを6:15に通過、そして福島県に入り郡山JCTを7:19に通過。
順調だ。

我が家は月1〜2回は那須(黒磯)のAFCまで来ているので(たいてい日帰り)、
栃木県までは「ちょっとそこまで」という感覚なのだ。
なので、福島県に入ってからでないと「そろそろ休憩にしようか」とならないのである。

ということで、あだたら高原SAで最初の休憩。7:24。
ここで、人間とベルタクの朝食だ。
SAは、土曜日ということでそこそこの混み具合だ。
特に観光バスが多いなあ。山のほうはもう紅葉の季節だからかね。

あだたら高原SAの見晴台
あだたら高原SAの見晴台。

7:59、出発。
宮城県に入り、仙台宮城ICを8:56に通過。
そして、泉ICの手前のいつもの東北道中間地点の看板を通り過ぎる。

東北道中間の看板
東北道中間の看板。

岩手県に入り、いつもの前沢SAでベルタクの散歩とガソリン補給。
9:54−10:32。

天気は、晴れているのだが遠くの山並みは霞んでいて良く見えない。
盛岡ICを過ぎたところの岩手山の眺望ポイントでも、やっぱりよく見えなかった。
なんか、岩手山を久しく見ていないなあ。
これもまた恒例になっているが、滝沢IC手前のスイカのガスタンク横を通過。

スイカのガスタンク
スイカのガスタンク。

岩手山SAで最後の休憩。11:28。
ここでは、大船渡名物の「かもめの玉子」の秋限定バージョンがあったので、
つい買ってしまった。
さっそく車の中で食べようとしたら、後ろのベルタクがとっても欲しそうに
していたのだが、あげるわけには行かないのだ。

秋限定のかもめの玉子 おいしそうでしゅね
秋限定のかもめの玉子。
栗あんだって。
おいしそうでしゅね。
ボクもボクもボクもっ!

11:56出発。あとは一気に青森へ。

安代JCTを青森方面に行くと、ガクッと車が少なくなり快調に飛ばす。
でも、覆面パトカーには気をつけないとね。
13:15、青森ICに到着。

青森IC ホントにお疲れ様だね
青森IC。 ホントにお疲れ様だね。

この後は、ワンコ友達に会いに郊外のドッグランへ向かうのだ。

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<青森ミニミニオフ>


13:39、ドッグコミュニケーションプレイス・ワンズに到着。
既にももちゃんが待っていてくれた。
ベルクは、前回(2008年)の北海道旅行のときにもここでももちゃんに
会ったのだが、タクトは初めてだ。
タクトはさっそくランの中を走り回り、ももちゃんに遊ぼうよと誘っていた。

青森のドッグラン ももちゃん
青森のドッグラン。 ももちゃん。


遊ぼ! たのしーね
遊ぼ! たのしーね。


ベルクは、相変わらずフェンス沿いや色々な場所のにおい嗅ぎに没頭。
タクトも、相変わらず(ムダに)走り回り、長旅の憂さを晴らしていたようだ。

ベルク、タクト、ももちゃん 自分だけ前にズリ出るタクト
(左から)ベルク、タクト、ももちゃん。 自分だけ前にズリ出るタクト。


名残惜しいが、夜中のフェリーに備えて毎回恒例のコロナワールドでの温泉と、
回転ずしに行かなくてはならないので、ももちゃんともお別れだ。
15:53出発。

青森市内に戻り、16:25コロナワールドに到着。
まずは温泉に入り、早朝からの長距離ドライブの疲れを落とす。
ん〜、気持ちいいなあ。
のんびり風呂に入った後は、夕食の回転ずしだ。
ということで、いつものコロナワールドの中の回転ずし店に入る。

しかし、土曜日だというのに空いているなあ。
夕食にはまだ時間が早いからかな。
席について回っているおすしを見ると、んん?なんか質が落ちたか?
食べてみると、明らかに前回(2008年)に比べ質を落としている。
店の名前も価格帯も変わっていないのに。
今まではちゃんと店でネタを準備して握っていたのが、どっかの工場で
大量生産して、それを店では機械が作ったシャリの上にアルバイトが
乗っけているだけとか(実際には厨房は見えないのでベルクパパの想像です)。
アラ汁なんかも、前はアラがいっぱい入っていて汁が濃厚でおいしくて、
そのアラも脂が乗ってて、それだけでご飯のおかずになるくらいおいしかったのに。
今回は出汁が出尽くしたカスのような身が少しだけ。
汁の味も薄くて、なにこれって感じ。
空いているのもうなずける。
これでは、安さが売りの全国チェーン店と変わりない。
なんか、がっかりだ。
ぶつぶつ言いながら、それでもお腹が空いているので量をこなし、18:13出発。

フェリーターミナルはすぐ近くなので、18:29到着。
フェリーの出発は22:15発なので、少し時間がある。
ベルタクの散歩をした後、フェリーターミナルビル内で時間をつぶす。

青森港フェリーターミナル
青森港フェリーターミナル。

ご存知の方も多いと思うが、津軽海峡を渡るフェリー会社は前回(2008年)と
比べて大きく変わった。再編されたのだ。
以前は東日本フェリー、道南自動車フェリー、青函フェリーの3社があったのだが、
2008年11月に東日本フェリーが青函航路から撤退し、その後を道南自動車
フェリーが引継ぎ、現在は津軽海峡フェリーとして、青函フェリーとの2社体制に
なっているのだ。
青函トンネルの開通と不況による利用客減と、燃料費の高騰に悩む東日本フェリーが
起死回生の切り札として2007年に投入した高速フェリー「ナッチャンRera」
と「ナッチャンWorld」が、結局は撤退の引き金になったと言われている。
この高速フェリーに関しては2007年の旅行記を参照のこと。
カッコ良かったんだけどねえ。

で、その高速フェリー就航にあわせてターミナルビルも新しく建設されたのだ。
しかし、レストランや売店はもう閉まっていてなんか寂しい感じ。
施設が新しいだけに、よけいに寒々とした感じがする。
まあ、この時期のこの時間帯ではトラック以外の普通の旅客がほとんどいないので、
しょうがないのかな。
でもうれしかったのは、2Fの待合室の片隅にLANコネクタが用意された席が
あって、無料でインターネットに接続できるようになっていたこと。
ま、コネクタだけなので、LANケーブルは自分で用意しないとならないけど。

フェリーターミナル内部 LANコネクタ完備
フェリーターミナル内部。 LANコネクタ完備。
LANケーブルは持参必要。

そうこうしているうちに、我が家の乗るフェリーの乗船時間が迫ってきたので、
車に戻り移動。
船は「ブルードルフィン」というやつ。
以前、この青函航路で使用されていた「ほるす」だ。
2007年に高速フェリーが就航するとともにどこかに売却されたのだが、その後の
会社の再編と高速フェリーの運行停止に伴って、今年(2010年)再び戻ってきた
のである。
いわゆる出戻りってやつだ。
一応、船内を改装して設備は新しくきれいになっている。
売りは「わんこ対応フェリー」といって、ケージがいくつか並んだ「ドッグルーム」
と、「ドッグバルコニー」という小さなドッグランがあります、ということ。
だけど利用できるのは小型犬(幅44cm×奥行61cm×高さ51cmのケージに入る大きさ)
だけなので意味が無い。
まあ、高速フェリーと違って、ゆったりベッドで横になれる船室が選べるように
なったのが唯一の朗報かなあ。

ブルードルフィン
ブルードルフィン。昔の「ほるす」。


エントランス ロビー 自動販売機もある
エントランス。 ロビー。 自動販売機もある。

我が家が予約したのは1等。
ツインの部屋で、ベッドと洗面とTVが備えてある。
広さは必要十分なくらいかな。
青森−函館間は4時間弱なのでこのくらいで十分だし、改装したてなので新しくて
気持ちいいな。

1等船室はこんな感じ TVもある
1等船室はこんな感じ。 TVもある。

予定どおり22:15に出航だ。
明日は、札幌でオフ会の予定。
2年ぶりに北海道のサモ達と会えるのだ。楽しみだなあ。


【本日の走行距離:759.0km】