関西中部滝巡り(5/2(金))

  旅行4日目。
  今日も滝巡りと、サモ友と会うことになっている♪

  9時に出発し、「日本一短い国道」が神戸にある、というので行ってみた。
  国道は174号線で、神戸港と国道2号線を結ぶ187.1m。
  歩いても数分で端から端へ行けてしまう。
  交通量はあったので、リードは離さず写真撮影。

  日本一短い国道 これが、日本一短い国道
  日本一短い国道だそうでしゅ。 これが、日本一短い国道。

  次に向かったのは、癌と闘っているドーラ君のお宅。
  14歳という長寿でもある。
  同居犬にゴールデンのジュピター君がいる。
  GCTに合格、JKCの訓練試験ではCDX、BH合格、競技会も参加するようになったばかりなのに、もうT-CHにリーチをかけているおりこうさん。
  でも、勉強ばかりしている堅物ではなく、遊ぶときは遊ぶ。
  お邪魔したときの歓迎ぶりと言ったらこちらの言葉がなくなる位。。。(あ、ありがとう。。。汗)
  ドーラ君も尻尾を振って喜んでくれた〜。
  そこへご近所のレオ君もやってきてくれた。電話一本でやってこれるほどのご近所らしい。(うらやましいなぁ)
  ミニミニサモオフ状態だ。(^◇^)
  次があったので、ゆっくりすることはできなかったけれど、楽しい一時をありがとうございました。

  ドーラ君 レオ君 ジュピ君からいただいたタキシード姿のベルク ジュピ君&ベルク
  ドーラ君。 レオ君。 ジュピ君からいただいた
タキシード姿のベルク。
ジュピ君とベルク。

  今日の滝は、滋賀の百選の八ツ淵の滝。
  ベルクパパ調査によると、ガリバー青少年旅行村から歩いていく、とのこと。
  ガリバー青少年旅行村にはペットを連れて入れないので、ベルクは車で留守番だね、と話していた。
  2時間もかかってやっとガリバー青少年旅行村に到着。
  我が家は滝に行くだけで、ガリバー青少年旅行村の施設は何も使わないのに、お金を払うのかぁ、と思いつつ払おうとしたら、
  おじさんが車中のベルクを見つけ「ペットはダメ」と言い出した。
  連れて入れないのは知っていたので、「はい、車で留守番させます」と言ったら、車に置いておくこともダメなんだ、と言う。
  はぁ?だよね。どうして車にいさせておくのもダメなの?
  理由を聞いたところで、「ここにはいろんな人が来るので、ペットは全て断っている」の一点張り。
  納得できる理由なんてない。
  押し問答しても埒はあかないのはわかっているのだが、頭にのぼった血はなかなかさがらない。
  「どうして、滝という自然を観賞するのに、固有の敷地内を通らせてお金を取るんですか?」と言ったら、
  「黒谷集落から沢づたいに行ける」という返事だったので、じゃあそっちから行ってやろう、とプンプンしながら駐車場を後にした。

  犬禁の看板
  犬禁の看板。
これだけで”駐車場も不可”と読み取れる?

  意気込んで行ってみたものの、滝はナビにも出ていないし、果たしていけるのか?
  地元の方に聞いて、道はわかったのだが、どの位時間がかかるかはわからない、とのこと。
  普通、地元の人はほとんど知られていない道を通って行かないよね。。。
  深追いはせず、時間ともにらめっこしながら、戻るときは潔く戻って来よう、と決めて出発。
  ガリバー青少年旅行村を通らないのなら、ベルクを連れていくことはできたので、「連れていこうか?」とベルクパパに言ってみたら、
  冷静な(笑)ベルクパパは「鎖場もあるし、危険だよ」と言うので、当初の予定通り、車で留守番させることにした。

  林道は道路工事をしていて通行止めなのだが、人はいいよ、ということで、進む。
  「滝まで行くの?」って驚かれたけどね。。。(苦笑)
  25分ほど歩いたら、ガリバー青少年旅行村へ行く道との分岐点に到着。
  無視して直進した。
  最初は歩きやすかった道も、だんだん険しくなってきた。
  補修なんてしていないので、崩れたところはそのまま。
  だんだん不安になってきた。

  最初は歩きやすい林道 水はすごく綺麗 だんだん険しくなってきた
  最初は歩きやすい林道。 水はすごく綺麗。 だんだん険しくなってきた。

  しかし、絶対ガリバー青少年旅行村を通らずに行ってやる、という思いから歩き続けたら。。。1時間ほど歩いて「魚止めの滝」に到着。
  岩がごろごろしていて足場は悪い。
  次の滝へ向かおうとしても、道がよくわからない。
  このまま沢のそばを行くにしては、巨大な岩もあって、到底無理だと思った。
  では、斜面を登っていくのか、と行ってはみたが、道はわからないし、沢から離れていくことに不安を感じた。
  「ここで諦めかなぁ」と思ったのだが、ふと「鎖場」ということを思い出した
  沢のそばで鎖がなかったっけ?
  もう一度さきほど行った道に行ってみたら、あった、あった。
  なんと、この巨大な岩に登る〜?
  でも、鎖、切れているじゃない?
  道は正しいことはわかったので、とりあえず岩にしがみついて登ってみると、次の滝である障子の滝が見えてきた。
  でも、やっぱりその先がわからない。。。
  そうして、通行止めの案内を発見。
  でも、諦めきれず探したのだが、コース図もないし、危険。
  やがて、障子の滝への鎖を発見し、道はわかったのだが、鎖が安全なのか保証はない。。。
  ここまでで時間もかなり経ってしまった。車のベルクも気になるし。。。

  岩をよじ登る。。。 通行止め? 急斜面 よく見ると鎖が。。。
  岩をよじ登る。。。 通行止め? 急斜面。
足を固定できず難儀した。
赤い線で囲んであるのが鎖。
これにしがみついて
登るの?

  ということで、今回はここで断念。
  八ツ淵の滝は、8つの滝からなっているのだが、その中でも代表的な滝へたどり着けなかった。
  ガリバー青少年旅行村へ行く道へ進むと、途中で代表的な滝へつながる遊歩道にぶつかるので、この道を行けばもっと滝を見ることはできた。
  (我が家が行った2つの滝には行けないけど。。。後で調べたら、この2滝へのコースが一番の難所らしい。。。(^_^ゞ)
  事前の調査不足だな。
  でもねぇ、調べた限りでは、誰もがガリバー青少年旅行村を通るルートを行っているから、難所があることは把握していたけれど、
  ことさらにそれ以上調べようとはしなかったなぁ。
  まして、ペットが同乗しているだけで、門前払いだなんて想像もしなかったからね。

  確かに、ガリバー青少年旅行村を通らずに行けるルートもあるけれど、あまりにもマイナーで知られていない。
  自然を私物化しているわけではない、と言うかも知れないけれど、なんだかねぇ。

  滝を後にして車に戻った。ベルクはのんびり寝ていたみたい。
  精神的にも肉体的にも疲れたなぁ。

  助手席でお眠りのベルク
  助手席(=私の席)でお眠りのベルク。

  17時過ぎに出発し、岐阜の土岐へ向かった。
  高速で夕食を済ませ、本日の温泉「天光の湯」には21時に到着。
  疲れた体を源泉掛け流しの温泉で癒し、旅籠屋・土岐店に着いたのは22:30。
  旅籠屋は23時までにチェックインすればいいので、自由がきいていいね。

  まだ怒りがおさまらない。
  ガリバー青少年旅行村のHPを見たら、「ペット持込不可」とは書いてあるが、駐車場もダメとは書いてない。
  (『持込』という表現も気に入らない)
  この表現だったら、連れて入るのは不可、と解釈するのでは?
  もし、ガリバー青少年旅行村の施設を利用するために行って、ペット同伴で門前払いされたら、たまらないよね。
  決して交通の便のいいところにあるわけじゃないのに。
  駐車場も不可なら、そう明記して欲しいな。

  今までで一番苛酷だった八ツ淵の滝。
  その上全部制覇したわけではないので、満たされない思いが。。。
  これは、やっぱりいつかリベンジかな。
  【14,073歩】

(2008/05/02)



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