関西滝巡り(11/22(土))

  百選の滝も、残り2.5個になり、三連休で一気に制覇することにした。
  (0.5とは、滝群のうち、一部しか行っていない滝がある、ということ)

  夜中の3時出発。
  無事4時前に東名に乗り、深夜割引の対象になったのを確認したら、次に気がついたら遠洲豊田PA。
  トイレ休憩+ベルクのお食事タイムとし、米原JCTから北陸道に入り、神田PAで人間が朝食を取り、
  木之本ICで高速を下り、10時過ぎに滋賀の百選である八ッ淵の滝の入り口に到着した。
  八ッ淵の滝への通常ルートは、ガリバー青少年旅行村を通って行くのだが、
  車でペットを留守番させておくのもダメ、と言われ、
  どこにも載っていない沢づたいのルートで行くことになり、途中で断念した因縁の滝。
  (滝には罪はないが。。。詳細は5/2の旅行記か日記を読んでください)
  リベンジに燃えてきたのだ。
  今回は事前に調査もし、5/2に行った2つの滝はパスして、残りの滝に行くことにした。

  前回は工事をしていたため、車をずっと手前に停めたのだが、今回は工事も終わり、ずっと先まで来るまで行くことができた。
  2km位は楽をすることができたかなぁ。
  Cコース、Dコースなんていう表示板があったけれど、ガリバー青少年旅行村を通らないので、マップさえ貰えない。
  (また怒りが再燃。。。(^_^ゞ)
  インターネットで見つけたマップを頼りに進んだ。

  残りの滝(こちらでは滝を”淵”と呼ぶ)は、唐戸の淵、大擂鉢、小擂鉢、屏風ヶ淵、貴船の淵、七遍返し淵の6つだが、
  唐戸の淵は山沿いの道からは見ることができなかった。
  大擂鉢、小擂鉢までは楽だったが、その先は難所の難所。
  特に貴船の淵は、滝壺まで鎖で下り、川を鎖を頼りに渡り、滝の脇を梯子、鎖で登り、
  これで終わりかと思ったら、最後の最後に80度ほどの岩場をまた鎖で登るのである。
  つまり、滝の脇の壁を鎖と梯子で登れというのだ。ロッククライミングの世界だ。
  事前に調べて知ってはいたけれど、実際に目の前にそびえ立つ壁を見上げると、絶句した。
  でも、登りはまだ楽。怖いのは下りだ。
  最初の滝壺に下りる時は、怖かった。足が震えた。
  岩をつたって川を渡るのもかなりのものだった。
  そそり立つ岩を登るのは、気合いだけ。。。
  これほど、鎖を命綱と感じたことはなかった。
  実際に写真で見てください。

  林道 紅葉はきれいだった ここではガリバー旅行村へ向かって進む
  林道。 紅葉はきれいだった。 ここではガリバー旅行村へ向かって進む。
  魚止めの先はまだ通行止めだ 足場はあるし、この位は楽勝だね 滝壺へ向かって、鎖に捕まって岩を下る
  魚止めの先はまだ通行止めだ。。。 足場はあるし、この位は楽勝だね。 滝壺へ向かって、鎖に捕まって岩を下る。
  岩場の上を歩いて川を渡る 梯子。。。登るしかない 梯子の上には岩場が。。。 更に岩場が。。。
  岩場の上を歩いて川を渡る。 梯子。。。登るしかない。 梯子の上には岩場が。。。 更に岩場が。。。

  貴船の淵の先に最後の七遍返し淵がある。ちょっと離れているが、ここまで行く価値はあるね。
  帰りは、先ほどのロッククライミングを迂回する道があるとブログで読んでいたので、探した。
  そのブログの方は見つけられなかったようだが、できればロッククライミングの下りは避けたい。。。
  ちょうど表示板が遊歩道に背を向けて立っていたので見つけずらいが、
  回ってみたら、迂回路の表示があり、そちらを迷わず進んだ。
  迂回路とは言っても、楽な道ではなかった。(そりゃ、ロッククライミングよりはまし)
  傾斜面で、辛うじて人一人の足が乗る程度の平らな面を進んだり、それなりに落差があったりした。
  ただ、迂回路と言っても、さほど遠回りではなかったのは助かった。

  この表示板が迂回路との分岐点 歩ける場所が狭い この川を渡るのも、岩がヌルヌルしていて、難儀した
  この表示板が迂回路との分岐点。 歩ける場所が狭い。 この川を渡るのも、岩がヌルヌルしていて、難儀した。

  行きは小雨で、落ち葉も岩も濡れて滑りやすく、落ち葉の下に隠れて気がつかなかった岩に乗って転んだりもしたが、
  大きな怪我はなく、無事帰ってくることができた。
  ところどころ、写真のようなレスキューの看板があったが、決して大げさではなく感じた。

  レスキューの助けを借りずに済んでよかった
  レスキューの助けを借りずに済んでよかった。

  おそらく、我が家では今までで一番の難所の滝だった。

  次に向かったのは京都の金引きの滝。
  以前天橋立へ行ったときに、行けばよかったのだが、そのときはまだ滝に目覚めていなかったのだ。
  本当に残念なことをした
  金引きの滝は、金引きの滝、白竜の滝、臥龍の滝を総称して呼ぶ。
  駐車場から数分の距離。とっても楽で助かった。

  メインの金引きの滝
  メインの金引きの滝。

  そして、急いで今宵の宿である、大津のドッグスペースへ向かった。
  サモ友がわざわざ会いに来てくれているのだが、約束の時間が既に迫っていた。
  結局、2時間近く遅れて到着。
  本当に申し訳なかったです。m(__)m

  ちびちゃん 権ちゃん&ベルク
  ちびちゃん。 権ちゃん(左)とベルク。

  これにて、長〜い1日がようやく終わった。
  しかし、明日も緊張の滝が待っているぞ。
  でも、この滝を制覇すれば、百選の滝制覇完了だ。
  頑張るぞ〜!!!
  【14,065歩】

(2008/11/22)



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