紅葉と滝巡り（１０／１４(土)）

　　昔から行きたいと思っていた黒部ダム＆白山スーパー林道周辺の滝巡りを、一気にこなしてくることにした。
　　１日目に行く黒部ダムは、ちょうど紅葉シーズンであり、観光放水も１０／１５(日)まで、ということもあって、混雑が予想され、夜中の2:15に出発した。
　　ガソリンを満タンにし、コンビニにより、3:00に八王子ICから中央道に乗った。
　　道路は順調に流れ、5:42扇沢(標高1433m)に到着。マイカーはここまでで、ここから先へはトロリーバスに乗って黒部ダムへ行くことになる。

　　トロリーバスの始発は7:30。なんとまだ1時間45分も待たなければならない。
　　でも、決して”余裕”ではないのだ。ぼ〜っと待つわけにはいかないらしい。
　　ベルクパパ曰く、「切符売り場で並ばなきゃ」。。。
　　はぁ〜？ディズニーランドじゃあるまいし、なんでそこまでして待たなきゃならないの？
　　すると、ベルクパパが珍しいことに、理系出身らしく理論的なことを述べた。
　　「バスは一度に大量輸送するけれど、その先のケーブルカー、ロープウェイは一度に運べるキャパが少なくなっていくから、バスの始発に乗るだけではなく、
　　集団の先頭にいないと、次のケーブルカーやロープウェイに最初に乗れなくなる」というもの。
　　（後で調べたけれど）ケーブルカーの最大収容人数は１３０名、ロープウェイは８０名。
　　バスは一度に必要な台数を出すので、乗れないことはないが、もたもたしていると、ケーブルカーやロープウェイで順番待ちとなってしまう。
　　時間に余裕のある方ならいいかもしれないが、少しでも早くベルクの元に帰ろう、というしている我が家にとって、順番待ちなんぞしていられない。

　　ベルクにご飯をあげ、トイレを済まし、車中での留守番を頼んだ。
　　そして、私が切符売り場で並び、ベルクパパはバス乗り場で並び、二手に分かれた。
　　6:50窓口が開き、切符の販売開始。切符を買ってバス乗り場に行ってみると、複数列で並んでいた列の１列の先頭にベルクパパはいた。よしよし。
　　（この時点で、かなりの人数が待っていた）
　　バスは何台出たのかなぁ。５台以上はあったように思う。
　　１５分ほど揺られ、黒部ダム(標高1454m)に到着。
　　多くの人が展望台へ向かったが、我が家や同じ考えの人々はダムの上を歩き、ケーブルカー乗り場に急いだ。
　　急ぎつつも、、観光放水を見学。すごい水量。これが見れるのと見れないとでは大違いだなぁ。
　　山の上の方を見ると、紅葉も始まっている。上へ行ったらどんなにきれいだろう？期待大だ。
　　「三段紅葉」と言って、新雪の白、紅葉の赤、常緑樹や紅葉前の緑が織りなす三層の色のコントラストを幸運にも見ることができた。
　　最初の集団に混じってケーブルカー乗り場に到着。そして、ここで、その先のロープウェイの整理券が渡された。
　　我が家はもちろん「１」。これでロープウェイも最初に乗ることができる。安心したなぁ。
　　ケーブルカーは、日本でもここだけにしかない「全線地下式」のもの。ずっとトンネル内を通るので、景色は何も見ることはできないが。

駐車場から見た景色。		トロリーバス大出動。 奥までバスは続いている。		黒部ダム。
観光放水。 すごい水量！		きれいだなぁ。		ケーブルカー。

大観峰からの立山の最高峰大汝山の山頂。		雄大だなぁ。		もう雪が。。。

左の滝。ちょっと奥まったところにある。		真ん中の滝。		右の滝。

牛留池。		不思議な形をした木。

湯けむり館。		お決まりの記念撮影。

(2006/10/14)