紅葉と滝巡り(東北)(10/19(金))

  この旅行の企画のきっかけとなったのは、去年の夏、わざわざ行ったのに、虻に囲まれ断念した安の滝へ行く、ということである。
  冬期は通行止めになってしまうので、夏が終わり、冬になるまでの間に行かなければ、と日程を設定した。
  そうしたら、意図したことではなかったのだが、ちょうど紅葉のシーズンではないか!
  紅葉と滝。。。胸がワクワクしてきた。

  夜中の2:38出発。
  前回の悪夢(北海道旅行初日の事件)を忘れずにいたが、今回は順調なドライブ。
  忘れ物もなかったし、ガソリン補給のために途中で高速を降りることもなかったしね。

  最初に目指したのは、秋田の桃洞滝。
  本で見て、曲線美の美しさに、片道1時間であっても絶対行きたいと思っていた滝。
  遊歩道も緩やかと言うことなので、ベルクでも行けるよね、と、一緒に行くことを楽しみにしていた。
  天気は、今日は保つけれど、明日は雨、という予報のため、
  ベルクパパは、「今日、安の滝にも行ってしまおう。時間は余裕があるから」ということだったのだが、
  なかなか桃洞滝の駐車場に着かない。
  結局着いたのはお昼前。この時間から、2つの滝を回るのは無理だと思うんだけどね。
  ベルクパパは「実際走ってみないと、駐車場までの時間はわからなかったから」とは言っていた。

  桃洞滝へは、「森吉山野生鳥獣センター」の駐車場に車を停め、そこから片道4.2キロ、1時間かかる。
  センターは2004年にオープンしたばかりで、とても綺麗なのだが、
  桃洞滝への標識に必ず「ペット不可」の表示が。。。
  そんなこと、聞いてないですっ!
  HPで調べた限りでは、どこにも書いてなかったぞ。
  ダメならダメで(ダメな理由を聞いても納得しないだろうから、ここでは敢えて問わないけれど)、そういった情報は、
  しっかりHP上で提供してくれなくちゃ。
  東京からベルクと一緒に行けることを楽しみに行ったのに。
  ベルクは、やっと到着して、もう行く気まんまんだったのに、トイレのみ済ませてまた車へ。
  「ごめんね。急いで行ってくるから、ちょっと待っていてね」と言葉をかけ、出発した。

  林の中をしばらく歩くが、道はほとんど平坦。こんな道なら、年寄りベルクだって大丈夫なのに。(とまだプリプリしていた)
  (植物を採るのは止めましょう、という表示もあったのだが、人間がきのこを採っていたんですけどね。納得できないんですけど。)
  途中で横滝を見、やがて沢に出た。
  すると、写真を撮っている人を見かけるようになったのだが、それも納得。
  沢の両側の紅葉が素晴らしいのだ。
  いやぁ、「きれい」という言葉しか出てこない。
  沢は浅いため、長靴を履いてきて、沢まで入って写真を撮っている人が多かったなぁ。
  「長靴にしようか」って我が家でも話していたのだが、結局普通の靴にしてしまい、これは残念だったなぁ。
  それでも、十分美しさは伝わってきた。
  沢づたいにしばらく歩くと、やがて、桃洞滝が姿を現した。
  う〜ん。。。ほ〜。。。
  やっぱり美しい。写真で見たとおり、広がった水が一度狭まる曲線が実に美しい。
  おまけに、紅葉!
  なんと素晴らしい時期に来たことか。
  もう、犬不可だった怒りもベルクのことも、頭からぶっ飛んじゃった。
  立ち去りがたかったなぁ。
  何度も来れるような場所にはないからね。
  本当に美しかった。

  ペット禁止 遊歩道は平坦で歩きやすい 横滝 紅葉が見事
  ペット禁止だって。 遊歩道は平坦で歩きやすい。 横滝。 紅葉が見事。
  紅葉 紅葉 紅葉 紅葉
  しばし、紅葉の美しさをご堪能ください。 。。。 。。。 。。。
  紅葉 紅葉 水もきれいだったなぁ 紅葉
  。。。 。。。 水もきれいでした。 。。。
  桃洞滝
  桃洞滝。

  来た道を戻り、寝ぼけ眼のベルクと再会。(^◇^)
  この駐車場へ来る途中に、白糸の滝があったので、そちらにも寄ってみることにした。
  ここなら、ベルクも一緒に行けるでしょ。
  駐車場からたったの200m。
  さすがに往復8.4キロ歩いたあとなので、もう長距離を歩くのは勘弁。
  この距離ならちょうどいいなぁ、と思って行ったのだが。。。
  遊歩道はあるものの、しばらく整備はされておらず、道が崩れている。
  片脚乗せるのがやっと。
  川までは下数メートルなので、落ちたところで大事には至らないとは思ったけれど、だからと言って進んで落ちたくはない。
  行きは、それでも勢いで通ることができたのだが、帰りは一度知ってしまうと、もうベルクを歩かせることができなくなり、
  ベルクパパが川に下りて戻ることにした。
  滝は、「白糸」という通り、細いのだが、高さがすごくあって、びっくりした。

  危険   白糸の滝   帰路は川へ
  危険!   白糸の滝。
上流部は写真に収まらず。(^_^ゞ
  川経由のベルクパパ&ベルク。

  それから、本日の宿、田沢プラトーホテルへ。
  ここは去年もお世話になった。
  去年は、希望したコテージが満室だったが、今回は予約を取ることができた。
  到着は17時半近くになり、すっかり暗くなってしまった。
  貸切露天風呂と名物の樽風呂に入ってから夕食。
  乳頭温泉郷が近いせいか、温泉は白色で、いかにも「温泉」って言う感じ。
  (貸切露天風呂の露天風呂と本館の内湯のみね)
  料理もよかったんだけど。。。(この先は、お泊まり日記に)

  ベルクは、往復400mしか出番はなかったけれど、それなりに疲れたらしい。
  夜は雨風強く、明日はどうなるかなぁ。
  予報では午前中は曇りってなっているけれど、きっと安の滝への道はドロドロだろうなぁ。
  でも、雨が降っていなかったら、明日こそ一緒に行こうね。

(2007/10/19)



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