車山

  朝からすごくよい天気だった。
  気持ちのよいドライブができるなぁ、とワクワクして出かけた
  高速の嵐山PAから下仁田ICで降りてしばらく行ったところまで、運転をわたくしが担当した。
  (もちろん問題なんぞ何もなかった)

  途中で「蝉の渓谷」という看板が出ていて、駐車場が整備されてあるところを通りかかった。
  「何だろう」って車から降りて、遊歩道を歩いてみた。(短かったが)
  水もきれいだし、なかなかのものなのだが、立ち寄る人は少なそうだ。
  橋には大きな蜘蛛の巣があって。。。そちらを見ないようにして歩いた。

  次に群馬・南牧村の「線ヶ滝」に行った。
  滝のすぐそばまで車で行けるが、この先100mほどで道は行き止まりで、そこから遊歩道になっている。
  「線ヶ滝」はどこも曲がらず1本の線のようにまっすぐ滝壺に流れ落ちている。落差は35mある。
  滝壺まで降りることができるが、下が見える螺旋階段で、高所恐怖症の人には無理だと思う。
  高所恐怖症のベルクは、上から下を覗き、足を踏ん張って、「ボク、絶対イヤ」。
  ベルクパパが抱いて降りるのも危険だったので、ベルクは上にいて交代で滝壺まで降りた。
  ほかに訪れる人もなく、ひっそりとした中に、凛とした1本の白い線が印象的だった。

  それから長門牧場へ向かった。
  田口峠を越えたら、雲がたくさんで、さっきまでの晴天がウソのようになってしまった。
  8月に車山に来たときは、時間がなくて長門牧場のソフトクリームを食べ損なってしまった。
  今回は、ヴェルデ君との待ち合わせを長門牧場にしたのだ。絶対ソフトクリームを食べるんだ、と思ってね。
  長門牧場に到着し、ブラブラしていたら、一台の車が到着して中から犬の鳴き声が。。。
  ベルクは、耳にしたとたん、その声の主を捜してキョロキョロ、そしてキャンキャンヒンヒン。
  ちゃんとヴェルデ君の声と聞き分けたようだ。
  久しぶりの再会を喜び、興奮して遊んでいたら、二頭のリードとベルクの尻尾が絡まってしまい、滅多なことでは悲鳴をあげないベルクが、「キャイン」。
  なんとか、リードと尻尾をほどいて、あとはソフトクリームタイムとなった。
  風が冷たく、雨もパラパラ落ちてきたので、白樺湖畔にあるカフェ「カントリークックハウス ポテト」へ移動した。
  途中すごい雨だったが、カフェに着く頃には止み、テラス席でも大丈夫だった。
  ここでケーキと暖かい飲み物で暖を取り、ペンション「ドッグラバースセロウ」へ向かった。

  ここも雨があがったばかりのようだったが、
  ドッグランで二頭を思い切り遊ばせた。
  急な斜面をよくまぁ、走り回っていた。
  また雨が降り出したので、部屋に入った。
  夕食までの時間、ベルクは爆睡していた。

  今回は、3月のスノートレッキングで初めて一緒になった、白の柴犬の三華(さんか)ちゃんも宿泊。
  (申し訳ないことに、柴犬に「白」という種類があることを初めて知ったのでした。)
  夕食後ものんびりお話をした。
  最近、ベルクのサンバイザー姿がどこでも好評なので、夕食後ずっと被らせていた。
  少しも嫌がらず、やがてかぶったまま寝てしまっていた。

  翌日は、雨。
  たまたま朝の散歩のとき雨があがっていたが、やがて本降りの雨が。。。
  雨では出歩けないし、カフェもテラス席ではダメだし、どうしようか思案していたら、
  三華ちゃんが昨日行ってきたカフェが店内も犬同伴OK、という情報を得、ここに行ってみることにした。
  「八ヶ岳わんこ物語」は出来たばかりのログハウスで、気持ちがよかった〜。
  ここでのんびりケーキを食べ、グッズを見て時間を過ごした。
  そのあと、ヴェルデ家と別れ、スーパーに寄って「信玄野沢菜」(とてもおいしい)を購入し、帰ってきた。
  中央道では起きたばかりの事故と遭遇したが、渋滞もまだひどくない状態だったので、
  とてもスムーズに帰宅できた。


蝉の渓谷   線ヶ滝   螺旋階段
蝉の渓谷。   線ヶ滝。   左に螺旋階段がある。
中央上にちっちゃく
ベルクが写っている。
(見つけた人はエライ)
長門牧場   ヴェルデ&三華&ベルク   ヴェルデ&ベルク
長門牧場。   (左から)ヴェルデ君、ベルク、
三華ちゃん。(於セロウ)
  (右から)ヴェルデ君&ベルク。
(於わんこ物語)



(2004/10/02〜10/03)



前のページへ戻るよ 次のページへ行くよ