九州旅行(5/6(土))

  今日で九州も最後。天気も下り坂。
  雨が降り出す前に、滝を2つ見てしまいたいなぁ。
  そ〜んなことを思いながら、朝、最後の温泉に入った。

  9時前に出発。栗野ICから高速に入り、人吉ICで下りた。
  そこから20分ほど車を走らせ、まず「鹿目の滝(かのめのたき)」(百選の滝)に到着。
  下へ下りる階段が整備されていて、すぐに滝に到着した。
  写真を撮って戻ってきてから、この滝は、雄滝、雌滝、平滝の3つから成ることを知った。(遅すぎ)
  さっき見たのは雄滝で、少し離れたところに雌滝があるようだ。
  でも、もうあの階段をまた1往復する気にはなれなかったので、平滝だけを見に行った。
  車でちょっと移動し、少し歩いていったのだが、滝の近くまでは近寄れなかった。

花むらさきのたぬきと   鹿目の滝(雄滝)   鹿目の滝(平滝)
花むらさきのたぬきと。   鹿目の滝(雄滝)。   鹿目の滝(平滝)。

  九州最後の滝、百選の滝である「栴壇轟の滝(せんだんとどろきのたき)」へ向かった。
  途中で、道の駅(子守歌の里 五木)で休憩。
  ずっと国道445号線を通っていくのだが、この道がすごい。
  ところどころ、車1台通るのがやっとなのだ。
  対向車が来れば、どちらかが下がったり、予め来ることがわかっていれば、道幅の広いところで待機していなければならなかった。
  これでも国道かぁ。
  「どうか対向車が来ませんように」とずっと思っていたので、なんだか滝の印象より、道路の印象のほうが強い。(^_^ゞ
  「鹿目の滝」から2時間ほどかかって、やっと「栴壇轟の滝(せんだんとどろきのたき)」に到着した。
  最初は、遠くから眺めるだけでそばまで行けないのか、と思ったら、少し離れたところで遊歩道の入り口を発見した。
  滝までの距離が所要時間が書いてないので、いったいどのくらい歩くのだろう、と思ったが、10分もかからず滝壺まで到着した。
  結構近くまで寄ることができた。飛沫も浴びられた。

せんだん轟の滝   せんだん轟の滝
駐車場から見たせんだん轟の滝。   せんだん轟の滝。

  車にもどり、これで見るところは全て終わった、ご苦労だったね、ベルク、と、おやつをあげたら。。。
  歯茎を噛んでしまうアクシデント。すごい出血で、ベルクも呆然としていた。
  口から戻したおやつは血だらけ、そのおやつにふれた足や胸元も血だらけ。。。
  何も知らない人が見たら、「いったいどうしたの?」と大騒ぎになったに違いない。
  ただ、噛み損ねただけだと思うが、ベルクも歳を取ったのかなぁ。。。

  それからは、高速を目指して走っていたが、たまたま大きな吊り橋(「梅の木公園吊り橋」)を見かけ、車から降りてみることにした。
  (このあたりを「五家荘」と言うらしい)
  近くに「梅ノ木轟滝」があることもあり、ついでに行ってみることにした。
  ベルクは車で留守番。吊り橋も嫌いだしね。
  吊り橋と言っても、しっかりした作りでちっとも怖くなかった。ベルクでも大丈夫だったかも。
  この吊り橋がなかったころ、「梅ノ木轟滝」は幻の滝と呼ばれていたらしい。そうだろうねぇ。
  また、吊り橋からみた眺めはよかったなぁ。周りを山に囲まれているだけなんだけど。
  観光客もそこそこにいた。
  こんな山深いところなのに。(そして、あんな国道なのに)

梅の木公園吊り橋   梅ノ木轟滝
梅の木公園吊り橋。   梅ノ木轟滝。

  そして、これで本当に観光は終わり。
  車が走り出したら、雨がポツポツ落ちてきた。
  まるで、我が家のスケジュールにあわせてくれたかのようだ。
  ガソリンを満タンにし、御船ICから高速に乗った。
  雨もだんだんひどくなってきた。
  古賀SAに寄り、九州のお土産を買った。大好きな梅ヶ枝餅も買った。できたてのカステラもゲット。
  このとき外は嵐。
  九州最後の地として、めかりPAに寄ったのだが、やはり大雨でベルクは降ろせないし、そのまま開門大橋を渡って、九州とお別れした。
  (次はいつ?)

梅ヶ枝餅   めかりPA
梅ヶ枝餅。   めかりPAから見た関門大橋。
また今度ね〜。

  中国道を通ってきたが、朝倉PAでトイレ休憩をし、六日町ICで下りて、「むいかまち温泉 ゆ・ら・ら」に立ち寄った。
  今日の宿泊である広島のホテルはビジネスホテルで、ユニットバスしかないので、温泉に入っていくことにしたのだ。
  ついでに、食事も取った。
  きれいな温泉だったなぁ。

  また高速に乗り、1時間ほどした22時半頃、ようやく広島・可部の「ルートワン可部」に到着。
  雨のため、予想以上に時間がかかってしまった。
  遅くなるという連絡を入れておいたので、フロント業務は終了していたが、キーを置いておいてもらっていた。
  (去年も利用したので、勝手はわかる)
  ふぅ、長かった。

  天気予報を見ると、明日も雨。これじゃどこにも寄れないなぁ。
  まっすぐ帰るとしますか。

(2006/05/06)



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