九州・四国旅行(5/3(木))

  今日からGWも後半だ。全国的に連休となる。
  最初の予定では、震動の滝を最後にまわってくる予定だったのが、
  震動の滝は、今や超渋滞の大吊橋から見るようになり、少しでも渋滞を避けるため、朝一番で行くことにした。
  チェックアウトするときに、何気なく「震動の滝は、大吊橋から見るしかないんですよね?」と聞いてみたところ、
  「いや、直接滝まで行けますよ」とのこと。
  我が家は大吊橋はどうでもよく、ただ滝を見たいだけ。。。
  行き方がはっきりしなかったのだが、だいたいの場所を聞いて、宿を出発した。

  しかし、初めての場所でのあいまいな情報は、かえって混乱を招くこともある。
  滝への道を探しているうちに、県道に出て右折したら。。。
  なんとそこは噂の一本道の県道。
  反対車線は、大吊橋の駐車場へ入るため、既に渋滞。
  単にUターンしようにも、もうできない状況になってしまった。
  仕方がなく、そのまま直進。
  震動の滝からどんどん離れていく。
  ベルクパパも、もう戻れないよ、の一言。
  うん、それはわかっているけれど、どうしても見たい。
  今回が最後のチャンスかもしれないし。。。
  ということで、ほかをまわって、最後にもう一度チャレンジすることにした。

  それにしても、反対車線はどこまで並んでいた。
  駐車場に入るまで、何時間かかるのだろう?
  この吊は去年の10月に出来たばかりで、”日本一長い”がうたい文句。
  それにつられているのかなぁ。

  今日は滝巡りの日。
  三日月の滝、慈恩の滝、桜滝、観音の滝、下城の滝、をまわった。
  どれも小さめ。
  下城の滝は、そばにある大イチョウも有名。国の天然記念物で樹齢1000年以上だそうだ。
  滝は、展望台のようにちょっと広くなっているところがあったのだが、ここって、滝の真上。
  真上すぎて、滝を見ることができない。(ーー;)
  もうちょっと、場所を何とかできなかったのかなぁ。(笑)
  しばらく歩いていたら、正面から滝を見ることができる展望台があることがあり、行ってみようとしたら。。。
  遊歩道は、「落石のため通行止め」だって。
  これじゃ、滝を真正面から見ることができないじゃないかぁぁぁぁ。
  木の間から何とか滝を見て、車にもどった。
  まったく。。。。。。。。。。

  三日月の滝 慈恩の滝 慈恩の滝は裏側から見ることができる 桜滝
  三日月の滝。 慈恩の滝。 慈恩の滝は裏側から見ることができる。 桜滝。
  観音の滝 下城のイチョウ 下城の滝 下城の滝への遊歩道は通行止め
  観音の滝。 下城のイチョウ。 下城の滝。 下城の滝への遊歩道は通行止め。

  そして、いよいよ震動の滝へ再チャレンジだ。
  宿で、例の県道を通らずに行く道は教えてもらっていたので、その道から大吊橋に近づいた。
  で、滝への案内板を探したのだが。。。どうしても見つからない。
  結局滝へ直接行くことは諦め、大吊橋から眺めることにした。

  大吊橋の駐車場は、吊橋の両側にあるが、中村エリアがメインの駐車場で広い。(駐車場は無料)
  ただ、この駐車場に入る為には何時間もかかる。
  反対側の北方エリアは穴場。ただし小さいので、すぐいっぱいになってしまう。
  宿で教えてもらった道で行くと、北方エリアへの途中で広い駐車場に出る。
  後から知ったのだが、これは大吊橋の管理しているところとは関係ないところの駐車場で、有料だ。(普通車300円)
  我が家は何も知らなくてここに入れてしまったが、もうちょっと先まで行くと、無料の北方エリアがある
  ただ、狭いのですぐいっぱいになってしまうため、待つのがいやな場合は、有料でももう1つの駐車場に入れてしまうほうがよいかもしれない。

  車を停め、ベルクは留守番。(怒)
  入場券(往復500円)を購入し、大吊橋を歩き出した。
  吊橋は右側通行。結構揺れる。(笑)
  手すりにつかまらないとよろけてしまうほどだ。
  すぐに震動の滝が見えてきた。
  実物を見て、震動の滝には雄滝、雌滝があるのを初めて知った。(実は子(孫?)滝もあるらしい)
  もっと近くで見たいなぁ、と思いつつ歩いていたら、滝への展望台への遊歩道があることを発見した。
  雌滝へは通行止めとなっていたが、雄滝は吊橋よりは近くで見ることができた。
  (と言っても、まだまだ遠かったけれど)
  吊橋が出来る前は、自由にこの展望台まで行けたのだろうが、今は吊橋の入場料を払わないと行けないようになっている。
  どうしてこんな設計にしたのだろう?そこまで儲けようとしなくたっていいのでは?
  単に滝がみたくても、吊橋の入場料を払わなければならないなんて。。。納得できないなぁ。

  そして、あとは戻るだけなのに、一度出口から出て、再入場しなければならない。
  再入場って、混んでいる中村側からの入場者ですごい列となっているのに、あの最後に並ぶわけ???
  出口から出ず途中でUターンしている人もいたけれど、小心者の私たちはそんなことはできなかった。。。
  正直に列に並んだ。一体何分並んだことだろう?
  本当に時間の無駄だった。

  片道だけ歩いてシャトルバスで戻る、という手段もあるのだが、
  入場料は往復と同じで、シャトルバスは有料なんだって。
  これってあり?
  せめて、半券を見せればバスは無料にする、とかできないのかなぁ。
  大吊橋が出来てから連日の混雑で、あぐらかいているんじゃないの?

  おまけに、大吊橋はペットの入場お断り。
  どうして?何故いけない?
  その理由はどこにも書いていなかった。一方的な通告で、これも納得できない。
  (まぁ、理由が書いてあったとしても、納得はしなかっただろうけど。。。笑)
  ペット不可ということは知っていたけれど、あの大きな文字を見ると、怒りがこみ上げてきた。
  頭に血が上ってきたので。。。ソフトクリームで冷やした。(^_^ゞ

  人それぞれだろうが、我が家にとって、この夢大吊橋(橋の正式名称ね)は最悪。
  どこが”夢”なんでしょ。”夢”を奪ったのではないか?


  北方エリアの入り口は空いている ペット入場不可! 足元 中村エリアの入り口は長蛇の列
  北方エリアの入り口は空いている。 ペット入場不可! 足元。
ベルクは怖くて渡れないだろうなぁ。
中村エリアの入り口は長蛇の列。

  震動の滝の遊歩道へに入り口   震動の滝(雌滝)   震動の滝(雄滝)
  震動の滝の遊歩道への入り口。
ここに来るまでに吊橋の入場料が必要。
  震動の滝(雌滝)。   震動の滝(雄滝)。

  別府へ向かう途中、交差点を先頭に突然2kmの渋滞にはまった。
  吊橋といい、渋滞といい、踏んだり蹴ったりだ、とえらく機嫌が悪かった。(笑)

  今日の宿は、別府の「ホテル清風」。
  犬同伴専用の部屋が4つ用意されている。
  建物3つを連絡通路でつないでいる大型ホテルだった。
  これほどの規模で犬同伴OKは珍しいなぁ。(専用の部屋は古い建物にあったけれど。。。(^_^ゞ)
  温泉も3つ。すごく充実していた。

  夕食は広いレストランで取ったのだが、ちょうどスタッフによるマジックショーが行われた。
  そのショーに、何とマジック犬も登場したのだ。
  マジック犬が登場したときは、みんな注目して見ていたなぁ。
  マジック犬は、元盲導犬候補生だったそうで、寄付をよびかけていたので、協力してきた。

  明日は天気が崩れるという予報。
  早めに出発することにした。

(2007/05/03)



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