お正月旅行〜静岡〜

  2008年。最初の旅行は。。。滝巡りである。(^_^ゞ
  混雑と季節柄積雪を考え合わせ、近場で積雪のなさそうな場所を選んだ。

  8時出発予定のところ、8:32になんとか出発。
  東名は、あまり観光で通ったことがなく(和歌山や岡山でのトレーニングキャンプへの移動道路)、遠いと思っていた牧之原が、案外近いことがわかった。(笑)
  清水ICで下りて、滝巡り開始。
  まずは、赤水の滝へ。
  ここは駐車場から数分のところに滝があり、滝もなかなかのもの。

  赤水の滝
  赤水の滝。

  そして、百選に選ばれている安部の大滝へ。
  安部の大滝は、駐車場から滝まで、1.2km、30分で、この数値ではそれほどきつくないのだが、途中吊り橋を3つも渡る必要があり、
  高所恐怖症で揺れるのが苦手なベルクにとっては、難関。
  ベルクがどうしてもいやがったら、一度駐車場まで戻り、ベルクは車で留守番をさせることにした。
  とりあえず、ダメもとでベルクも連れて、出発。

  すぐに1つ目の吊り橋。
  結構丈夫にできていて、ベルクも最初快調に歩き出したが、ふと吊り橋が揺れていることに気づき、立ち止まった。
  ベルクに声をかけたら、また歩き出したが、ベルクパパも吊り橋を渡りだして先ほどより大きな揺れを感じ、またベルクは立ち止まった。
  そして、今度は態勢を低くして、吊り橋を足早に渡りきった。
  ふ〜、やれやれだね。

  でも、次に最難関の2つ目の吊り橋が登場した。
  吊り橋と言っても、しっかり作られたものあるけれど、この吊り橋は原始的だなぁ。
  人一人が通れるほどの板しかない。一人ずつ渡るように、という注意書きもあった。
  ベルクを先に歩かせようとしたが、予想通り「いやでしゅ」と拒否。
  じゃ、私の後ろを歩かせようと出発したら、「い、一緒に歩きましゅ」と無理無理ヒールポジションへ。(ーー;)
  そうでなくても狭いのに、仕方がなく、一緒に並んで歩いていった。
  歩いている間、ずっとベルクを励ましっぱなし。
  吊り橋の終わりが見えてきたら、ベルクは私の前に出て早足(逃げ足)。
  橋の上から下を見下ろすこともなく、脇目もふらず渡りきったベルク。
  偉かったね。怖いのによく頑張ってくれた。
  いっぱい誉めて、チーズをたくさん上げたら、ベルクもうれしそうで、その後は軽快な足取りで遊歩道を歩いていった。

  一番の難関は、2つ目の吊り橋だけれど、編み目の鉄板の橋や丸太で組んだ橋もあって、どれもベルクには苦手のものばかり。
  3つ目の吊り橋も結構ひやひやした。
  でも、ベルクは前向きに頑張って歩いてくれた。
  安部の大滝は、周りが凍結していて、冬ならではの景観を見せてくれた。

  来た道は戻らねばならぬ。
  一度通ってきて恐怖を感じてしまったので、抵抗されるかなぁ、と思ったが、ベルクはずんずん歩いてくれた。
  例の最難関の吊り橋では、最初の1歩を踏み出すときに躊躇したけれど、踏み出してからは迷うことなく、早くこの橋を渡ってしまおう、と早足。
  (最後なんて走るから、吊り橋が揺れる、揺れる。。。)
  でも、腰は引けて、足が震えていたのは、見逃さなかったぞ。(笑)

  1つ目の吊り橋 2つ目の吊り橋 足元はこんなです 一緒に歩きだしたベルク 落ちないよう、慎重にね
  1つ目の吊り橋。 2つ目の吊り橋。 足元はこんなです。 一緒に歩きだしたベルク。 落ちないよう、慎重に。
  網状の鉄板の橋 丸太の橋 丸太の橋。下が見える。 3つ目の吊り橋 やっと到着した安部の大滝
  網状の鉄板の橋。 丸太の橋。 丸太の橋。下が見える。 3つ目の吊り橋。 やっと到着した安部の大滝。

  ベルクとは、安部の大滝まで一緒に行けないと思っていたので、うれしかったね。
  ベルクは本当に何事にも前向きで、その心意気が本当にうれしい。

  次は三段の滝。
  本によれば、駐車場から10分ということだったのだが、駐車場と思われる(はっきり何の駐車場と書いてない)先も車で行けそうで、一度は停めたものの、
  もう一度車に乗り込んで行ったら、滝の展望台まで車で行くことができた。
  (但し、距離は短いが、途中からダートになるし、凸凹もあるので、四駆でないと難しい)

  三段の滝
  三段の滝。

  滝を3つ巡って本日はおしまい。
  旅籠屋・牧之原店の近くにある温泉に入る予定だったが、安部の大滝のそばにある「黄金の湯」に入っていくことにした。
  地元の家族連れや高齢者が多く、混んでいた〜。

  それから、宿に向かい、チェックインしたあと、回転寿司へ。
  お店は待っている人がたくさんいたのだけれど、2名の我が家はすぐに通してもらうことができた。
  お腹がいっぱいになって、車で待つベルクの元へ戻ったのでした。

  翌日。
  昨日行く予定だった温泉に入っていくことにした。
  10時から営業なので、それまで宿でうだうだ。
  10時前にチェックアウトし、「さがら天然温泉 子生れ温泉」に行った。
  ここの温泉も地元に人が多く、10時過ぎ早々に到着したのに、既に混んでいた。
  温泉は、何回入っても気持ちがいいなぁ。

  温まって、ついでにお昼も食べて出発。
  今日の滝は、宇嶺(うとうげ)の滝だ。
  舗装はされていたが、対向車が来たらどうなるの、というような細い道を通って、案内板を発見。
  そこから滝までは5分程度だし、きれいに整備されているのだが、とにかく行きは下りの下り。
  帰りのことが思いやられたが、滝は結構落差もあり、よかったな。
  行きは快調に下ったベルクだったが、帰りの上りは、途端にスピードが落ちていた。(笑)

  遊歩道入り口 かなり急です 宇嶺の滝
  遊歩道入り口。 かなり急です。 宇嶺の滝。

  これにて、今回の滝巡りは終了。
  東名は渋滞していたので、中央道から帰ってきた。(ほんの少しだけ渋滞していた)
  安部の大滝に、ベルクも一緒に行けて、本当によかった、よかった。

  今年最初の旅行は滝と温泉巡り。
  これからの旅行を象徴するようだな。
  今年もたくさん出かけるぞ〜。

(2008/01/04〜05)



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