新潟
新潟で行ったことのある場所は、湯沢や妙高周辺で、日本海側にはあまり行ったことがなかった。
今回予約した宿が出雲崎ということもあり、日本海側へ足を伸ばすことにした。
とは言っても、天気は雨。
去年の夏に行った清津峡が紅葉している、ということで、まず清津峡へ行くことにした。
清津峡には「渓谷トンネル」があり、トンネル内に4箇所見晴台がある。
トンネルなら雨でも大丈夫だからね。
いつも通り、予定より30分遅れの8時半に家を出発した。
今は紅葉の季節で行楽シーズンのせいか、関越道の交通量は多かった。
家を出るときには雨はあがり、途中晴れ間も見えてきたが、新潟に近づくに従って雲が多くなり、とうとう雨も降ってきた。
でも、車中から見る山々はちょうど紅葉のピークを迎えているようだった。
しばし、紅葉を楽しんだ。
11時半頃清津峡に到着。
天気が悪いせいか、思っていたほど混んでいなかった。
渋滞を覚悟していたんだけど。
雨もちょうど上がってくれた。
去年はたまたま通りかかって見つけたのだが、後から、ここは日本三大渓谷の1つであることを知った。
それほど有名なのか。。。
今回は、ちょっと敬いながら歩いた。(笑)
去年で犬OKなのがわかっていたので、入り口でも特に確認もしなかったし、何も言われず中に入った。
ただ、白くて大きい犬の存在に気がついて、驚かれる方が多く、随分と気を使った。
なるべくそばから離れないようにした。
往復してトンネルから出たとき、とっても解放された気分だった。(笑)
トンネルで、賑やかなおばさん達のグループが近づいてくると、ベルクはピタっと耳を後ろに倒して頭の毛に隠していた。
ベルクでも、うるさいと感じたのだろうか。(笑)
通り過ぎると、耳を出していた。
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清津峡の紅葉。 |
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きれいだね。 |
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清津峡渓谷トンネルで。 |
清津峡を後にし、魚沼スカイラインへ行ってみた。
去年は天気がよくて見晴らしがよかったのだが、今日はブブブー。
ついてない。
通過しただけで、日本海へ向かった。
「冬」というのにはまだ早い時期だけれど、海は荒れていたなぁ。
「これだけ荒れていると、ダイビングのボート、出ないかな?」とベルクパパに聞いたら、
「無理でしょ」と愚問と言わんばかりにあっさり言われてしまった。(ーー;)
出雲崎にある道の駅「天領の里」で休憩。
とにかく風が強かった。
ベルクは気持ちよさそうだったけどね。
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日本海。 |
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この橋歩くんでしゅか? |
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そろそろ戻りませんか。 |
そして、今日の宿「季節宿 國安」へ向かったのだが。。。
これが道がわからない。
HPに載っている地図はおおまかだし、案内板もみあたらないし。
結局、宿に電話して、バイクで迎えに来てもらった。
ここには看板犬のゴールデンとバーニーズがいる。
少しだけ開いている戸から、こっそり外を見ている姿が可愛かった。
今日の宿泊は我が家だけで、貸切だそうだ。
荷物を運んだあと、3頭でご挨拶タイム。
ゴールデンもバーニーズも去勢していないというのに、ベルクは尻尾を振って大歓迎だった。。
「國安」は築120年の古民家だ。
こういった宿に泊まるのは初めてだ。
珍しくて、「へぇ、へぇ」といいながら見て回った。(笑)
夕食までの時間を利用して、お風呂に入った。
夕食は広い部屋で二人っきり。
この広間に犬は不可なので、ベルクは部屋で留守番。静かなものだった。
囲炉裏があって鍋がぐつぐついって、こういうのも風情があっていいよね。
夕食後はオーナー夫人と囲炉裏を囲んでずっと話し込んでしまった。
初めて会ったというのに、とても気さくで話がおもしろかった。
翌日は晴れ。
チェックアウトして、弥彦公園のもみじ谷のもみじがきれいということで向かったのだが、途中からすごい渋滞。
駐車場に止める為の大渋滞だったようだ。
ここも紅葉の時期、ということもあるのだろうが、とにかくものすごい人口密度。
よそ者が入っていくにはエネルギーが必要なので、「パスしよう」とあっさり諦めた。
それにしてもすごかった。(車も人も)
次に弥彦山スカイラインへ行こうとしたら、寺泊側から山頂までは通行止めで、新潟側に入り口から行くように、という案内板が。。。
仕方がないので、ぐるっと回った。
駐車場からちょっと上り、まずまずの眺めだったが、
山頂までは更に上るようで、風は強いし寒いし、で、あっさり断念。(^_^ゞ
ベルクは、「どこまでも行くよ」って感じだったんだけどね。
そして、「寺泊で焼きイカを食べたい」というベルクパパの希望で、寺泊へ向かった。
ここもすごい車、人。。。
車を止めるのに一苦労だった。
お店の前はごった返しているので、歩道の離れたところでベルクと待っていた。
サンバイザーのサモエドは、やっぱり注目の的。
ベルクは、待っている時も私たちが食べている時もずっとおすわりしていた。う〜ん、イイコだ。
寺泊へ行っても、何一ついいことのなかったベルクには、車に戻ってからおやつをあげた。
これで満足してね。
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寺泊はごった返していた。 |
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おいしそうでしゅね。 |
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もちろんくれるんでしゅよね? |
そして、中之島見附ICから高速に乗り、関越道に入って帰ってきた。
藤岡JCTあたりからもう断続的に渋滞。
我が家は鶴ヶ島JCTで圏央道に入るのだが、ほとんど繋がっていた。
はぁ、ぐったり。(したのは、運転していたベルクパパか。ベルクは渋滞とは無関係に爆睡。)
今回の旅行は、途中で悲報が届き、なかなか気の重いものになってしまった。
ベルクといつまでこうやって旅行に行けるのだろう?
今を大事にしていきたい、と心から思った。
(2005/11/12〜11/13)