東北旅行(8/11(金))

  今日から3泊4日で、東北を旅行してくる。
  5時出発。。。のところ、24分になってやっと出発。(遅れるのはいつものこと)
  お盆休みもあって、東北道の渋滞が予想されていたので、関越道→北陸道→日本海東北道のルートで東北入りすることになった。
  高速は、交通量は最初は割合とあったものの、今日最初の訪問地「鈴ヶ滝」(百選)に近づくにつれて、車は。。。なくなった。
  「ねね、百選の滝だよね?」とベルクパパに確認してしまうほど、観光客も道路も寂しいものがあった。
  途中から道も狭くなり、最後の3.2kmはなんとダート。
  セダンでも行けないことはないが、お腹をこする覚悟は必要かも。
  11時頃、やっと鈴ヶ滝の駐車場に到着。(駐車場というほど整備されているのではなく、看板と車を止めるスペースがあった、という程度)
  ここから徒歩15分。まぁ、たいしたことないね、と思っていたのだが、それがとんでもない場所だったのである。
  ブヨの大群。。。まず車が取り囲まれ、どうしようか思案のあと、ベルクパパが車から降りて、離れたところで虫除けスプレー。
  次に私も同様に虫除けスプレーをかけ、ベルクには、気休めかもしれないが、何もしないよりはマシかな、と、フロントラインスプレーをかけてみた。
  そして、遊歩道を歩いていった。
  ブヨは襲ってくるほどではなかったが、絶えず数匹はまわりを飛んでいたし、立ち止まると特にベルクにとまるようだった。
  歩き出してまず「小滝」があった。これもまずまずの滝だ。
  そして、忽然と古〜い吊り橋が現れた。こ、これ渡るんだよねぇ。。。
  今までいろんな吊り橋を渡ってきたが、たいてい人間の手がかなり入っていて、それほど揺れなかったり、落ちる危険はほとんどなかったが、この吊り橋は違う。(笑)
  まず1歩踏み出したら、揺れた〜。
  また板の両端がかなり空間があって、まじ、これはベルクが落ちる可能性があるって感じた。
  (犬は後ろ脚ってあんまり意識しないから、踏み外す危険があるからね)
  腰の引けるベルクを励ましながら、何とか渡りきった。
  遊歩道そのものは、アップダウンはあるものの(これは滝にはつきものだから、仕方がない)、まぁ、普通だった。
  (あっ、かなり道が細くなっていて、片側は谷、というちょっとスリルのあるところもあったなぁ)
  やがて百選の滝「鈴ヶ滝」が姿をあらわした。
  う〜ん、なかなかだね、
  ベルクパパが写真を撮っている間待っていると、ブヨがたかってくる。
  滝壺へもかなり急勾配ではあるが遊歩道が続いていたのだが、草は茫々で、ベルクが隠れちゃうほど。。。
  ブヨもいるし、ちょっとこの中を歩いていくのはなぁ、と、滝壺は諦めた。

  来た道を引き返したが、さっきの吊り橋を、ベルクは脇目もふらず一気に渡っていた。(やっぱり怖いらしい)
  駐車場に戻り、車に飛び乗ったが、ブヨも一緒に乗車。(^_^ゞ
  でも、窓を開けると、みんな慌てて出て行った。
  ふ〜、疲れた〜。(ブヨにね)

ダート   小滝   こんな道も
ダート。   小滝。   こんな道も。
吊り橋。   おっかなびっくり   鈴ヶ滝
吊り橋。かなりワイルド!   おっかなびっくり。   鈴ヶ滝。

  しかし、「鈴ヶ滝」は百選の滝に選ばれているというのに、ほとんど観光客とは出会わなかった。
  ダートもあるような道だから行かないのか、観光客が来ないから、自治体が整備しないのか?
  自然のままに残っている、というのはありがたいけれどね。
  戻ってきて、途中でベルクに水遊びのプレゼント。(^_^ゞ

  水遊び中
  さっきの吊り橋は、ほんのちょっとだけ
怖かったでしゅ。

  次に鶴岡ICから山形道に乗り、湯殿山ICで下り、「七ッ滝」へ向かった。
  「七ッ滝」は三段に分かれていて、中段が広がっている。
  ここは駐車場のそばに展望台があり、とっても楽。。。
  しかし、滝そのものは遙か先で、滝壺までは行けない。
  ちょっと残念。。。
  ちなみに、「七ッ滝」も百選に選ばれているが、観光客ゼロ。。。
  東北地方の滝って、訪れる人がいないのかしらん。。。

  それから、月山湖に向かった。
  この湖では、正時に日本一の高さの噴水があがるということなのだ。
  14:55に到着し、待つこと5分、噴水が上がり始め、112m(らしい)の高さまで上がったときは、見事だった。
  これは、予想外にいいものだった。(ここでは見物客もいた)

  七ッ滝   月山湖の噴水
  七ッ滝。   月山湖の噴水。

  それから、一日目の宿である山形・上山温泉の「湯元五助」に16時過ぎに到着。
  夕食までの間、のんびり温泉に入って、鈴ヶ滝の往復でかいた汗を流した。
  夕食は別の客室に用意された。ベルクももちろん一緒である。
  その間に布団が敷いてあった。

  東北旅行初日は、なんとか無事に予定を消化することができた。
  さて、明日はどんな一日になるのでしょーか。

(2006/08/11)



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