四国旅行〜第2日目〜

猫
旅館の猫。
  宿泊した旅館には、猫がいる。
  駐車場には猫一家がいて、用心しながらも近づいてきた。
  ベルクは。。。当然大興奮である。車の中に押し込めた。

  旅館をチェックアウトし、まず松山城へ向かった。
  今回のお城ツアーだが、お城と言えば高いところにあるのが当たり前。
  当然ベルクパパの苦手な上りが待ち受けている。
  松山城にはロープウェイがあるのだが、犬は「犬の苦手なお客様がいなければOK」とのこと。
  最初からロープウェイを使うつもりはなかったのだが、
  ほかのお客さん次第でベルクがロープウェイに乗れるかどうかが決まる、
  というのは、はなはだ不本意だ。
  最初から「禁止」とでもすればいいのに。
  どうも、責任を自分で取ろうとしない傾向がある。

  ロープウェイ側からの登山道が生憎工事中で通行不可とのこと。
  松山城二之丸史跡庭園側からなら歩いて上れるのだが、駐車場がまだ開いていなくて、他を探したりウロウロしてしまった。
  そんなことをしているうちに駐車場が開き、車を止め、天守閣に向かった。
  (ここの駐車場は、松山城二之丸史跡庭園の入場券を見せればOK)
  門のところで、坊ちゃんやマドンナ等が出迎えてくれる。
  (確か、昨日カラクリ時計のところにいた方と同じような。。。(笑))
  記念に、ベルクと一緒に写真に収まってもらった。ベルク、よかったね。
  それから大洲城へ行き、その後いよいよ今日のメインイベントの滑床渓谷へ向かった。


櫓をバックに   松山城の天守閣   豪華キャストに囲まれて   これが大洲城
櫓をバックに。   松山城の天守閣。   豪華キャストに囲まれて。(笑)   これが大洲城。


  滑床渓谷は四万十川の支流目黒川の上流にある。
  遊歩道が整備(?)されていて、見所はたくさんあるのだが、
  出会滑、日本の滝百選の雪輪の滝、千畳敷を目的に歩いた。
  台風か長雨か、原因はわからないが、倒木は多いし、遊歩道が崩壊しているところもあり、歩きづらかった。
  おまけに無鉄砲ベルク連れだし。(ーー;)
  スタート地点の万年橋から千畳敷まで50分ほどかかった。
  道はまだ先に続いているが、そこで引き返してきた。と言っても、帰りも当然50分である。
  よく歩いたなぁ。
  途中で鹿をベルクが見つけ、ヒンヒンの大興奮。(それにしても、よく見つけたね)
  (猿は車の中から見つけたが、ベルクは気がつかなった。)
  野生動物がいるほどだから、いろんな匂いがするのか、ベルクは終始興奮状態だった。
  おかげで、もともと歩きづらい道なのに、ベルクを足で踏ん張って止めていたため、足にマメができてしまった。
  どうしてくれるんだよう、ベルク。。。



足場が悪い〜   出会滑   千畳敷
足場が悪い〜   出会滑。   千畳敷。
足場が悪い〜
日本の滝百選の雪輪の滝。
幅20m、高さ80mの一枚岩の上
を流れ落ちている。


沈下橋
沈下橋。
  滑床渓谷を15時半頃出発し、足摺岬へ向かったが、いや、遠い、遠い。。。
  道が細い上、ゆっくり走っている車あり、
  追い越し可でも追い越さない車あり。。。で、思うように進めず。
  途中で四万十川にかかる沈下橋を見た。
  欄干がなく、増水時に流されることなく、水中に沈むように造られたことから、この名が付いたらしい。

  足摺スカイラインは、きっと眺めがいいのだろうが、
  私たちが通ったときは、もう真っ暗になっていて景色を堪能できないどころか、ベルクパパは飛ばす、飛ばす。。。
  歩き疲れて寝ていたベルクが「何事か?」と起き出す始末だった。(笑)
  本日の宿「ホテル椿荘」に着いたのが18時。
  夕食を18時半からにしてもらい、荷物を部屋に運び入れ、ベルクのトイレを済ませ、あわただしく食事となった。

  ここの食事は同伴可で、別の客室に用意してあった。
  今夜は、伊勢エビの料理を追加注文していたこともあり、もうお腹がいっぱいで苦しいほどだった。
  ベルクは、昨日よりはケーキを食べる時間が短縮された。(笑)

  どうも、本日の客は二組しかいないようだ。
  ま、平日だからそんなものなのかな。
  のんびり温泉に浸かり、睡魔と闘いながら日記を書いて(笑)、やっと寝た。



(2004/12/24)



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