犬橇大会(湯沢)
昨年に引き続き、湯沢で開催された「第9回NOME TO JAPAN 犬そり大会 in 湯沢」に参加した。
先週の鬼怒川での大会と違い、天気は晴天。暑いくらいだった。
朝5時前に出発し、7時過ぎに到着。サモ仲間の到着を待ち、やがてラム家、ヴェルデ家が到着。
受付が開始され、まず最初に確認したのは、リレーの出場チーム。
今年はなんと9チームがエントリーしていた。(うち1チームは未出走だった)
去年は当日主催者側の依頼により急遽エントリーしたチームを含めても4チームだったのに。
急にリレーの人気が高まった。これは去年、サモチームの出場により、「頭数が揃えばレベル関係なく出られる」ということを示してしまったせいだろうか?(笑)
大会は多頭引きレースから始まり、お昼前にベルクパパの出場する「1dogスキージョアリング」が行われた。
始まるまでベルクは日陰で待機。それほど暑かったのだ。
その時のベルクったら、まるでやる気なし。妙に冷静。
でも、スタートラインに立ったら、吠える、吠える。最初だけは元気いっぱいだ。
「GO」のかけ声と共にスタート。
400mの距離だったが、ベルクはスキージョアリングでは今までで一番いい走りだったなぁ。
いつも途中で止まってブルブルするのに、今回は一度も止まることなくゴールした。
ベルクパパも満足そう。
順位は11頭中9位。う〜ん、もうちょっと上にいくかなぁ、と思ったけれど、他の出場メンバがもっと速かったってことだな。
何せ、地元の小学生はスキーはめちゃくちゃ上手だからね。
順位はよくなかったけれど、今までで一番の走りだったよ。
午後になり、「1-2dogチャレンジ200m」が行われ、サモチームからは、ヴェルデ+パス、ラム+ミーシャが2頭引きで出場。
ヴェルデ+パスチームは5位入賞!ラム+ミーシャチームも12位と健闘したね。
サモもだんだん結果が出るようになってきた。
そしていよいよリレーだ。
2チームずつ走り、タイムによって成績を競う。
我がサモエドチームは「サモエドドリームチーム」というチーム名で出場。
2番目の出走となった。相手チームは去年と同じ優勝候補ナンバーワンのチームだ。
勝負には全然ならないかもしれないけれど、とにかくベストを尽くそう、となった。
サモチームはアウトコースからスタート。
第一走者のラムがまず健闘した。リードは許したものの、それほど引き離されていない。
次のパスもミーシャも、みんないい走り。
去年相手チームはとっくにゴールしてしまったけれど、今年はリードしているものの、周回遅れなんてしていない。
最終走者のベルクも、それなりに懸命な走り。
もう雪は溶け、いいコンディションではなかったけれど、寄り道もせずゴールを目指してくれた。
2回目の出場ということで、バトン代わりのドッグフードの受渡しも要領よくできたし、
みんなが「闘う」という気持ちになっていたように思える、ベストの走りだったよね。
8チームの出走が終わり、「2位」という結果を聞いてびっくりしたし、うれしかったなぁ。
1つには、うまく相手チームに引っ張ってもらい、タイムがよくなった、というのと、
サモチームには飛び抜けて速い子はいないのだけれど、それぞれが堅実な走りをして、それが大きな結果に結びついたことがあると思う。
タイムも去年の8分から5分に短縮。速かったねぇ。みんなで獲った2位だよね。
下馬評にも上らなかったチームがオリンピックで銀メダルを獲得したような気持ち。(^_^ゞ
とにかく、見事だったよ!
リレーの興奮冷めやらぬときに、最後の「愛犬と一緒パン&ジャーキー食いToTo競争」があり、ここではミーシャが見事に2位!
サモは大活躍だったね。
帰りは関越の月夜野からずっと断続的渋滞。これには本当に疲れた。
でもベルクにはちょうどいい睡眠の時間となったようで、とってもよく寝ていた。ご苦労だったねぇ。
サモエドはマイナーな犬種だし、訓練性は低いし、ドッグスポーツで何かに秀でているわけでもない。
「橇犬」とは言っても、なかなか実際に犬橇をやる人は少ない。
でもね、やればできる。
そのことを実際に結果として示すことができて、本当にうれしい。
ラム、パス、ミーシャ、ベルク、そして今年はリレーに出られなかったヴェルデ、はな。。。
去年の経験があっての今年の結果だもの。
みんなみんな感動をありがとう。
この感動は決して忘れないよ。
晴天に恵まれました。 | スキージョアリングゴール。 | ヴェルデ&パス、5位入賞! | ミーシャ、2位入賞! |
サモチーム、2位入賞だ! | みんなの力の結晶の2位だ! | |
賞状。 | メダル。 |
(2006/03/05)